鍵穴から見たヨーロッパ : 個人主義を支えた技術

浜本隆志 著

絶えず異国、異民族と接触している地理的状況に加えて、産業革命以降の富の蓄積が、ヨーロッパにおける独自の鍵と錠の文化を育んできた。それは日常生活にとどまらず、宗教、思想、法律、工学、芸術などのあらゆる面に深い影響を及ぼしている。本書は、鍵と錠の技術的変遷やそれを支えた職人の世界を概観したうえで、図像学、民俗学、社会学、文学といった多角的な視点から、広範な隣接領域へと拡がっている鍵文化の諸相を明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 鍵文化時代を迎えて
  • 第1章 鍵と錠の歴史
  • 第2章 錠前職人の世界
  • 第3章 鍵の権力
  • 第4章 鍵のシンボルと図像学
  • 第5章 鍵の民俗学
  • 第6章 鍵と空間の社会学
  • 第7章 鍵と空間の文学
  • エピローグ 日本とヨーロッパの鍵文化の比較

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鍵穴から見たヨーロッパ : 個人主義を支えた技術
著作者等 浜本 隆志
書名ヨミ カギアナ カラ ミタ ヨーロッパ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1996.12
ページ数 204p
大きさ 18cm
ISBN 4121013379
NCID BN15647292
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
97056408
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想