FBIが恐れた伝説のハッカー  下

ジョナサン・リットマン 著 ; 東江一紀 訳

携帯電話を使ってミトニックは、著者のところに幾度となく電話をかけてくる。サイバースペースきってのお尋ね者は、しかし孤独な逃亡者でもあった。電話回線の彼方で笑い、怒り、自分自身のことをとうとうと語るハッカーは、まぎれもなく生身の人間だった。彼がどこにいるかは、まったくわからなかった。北か南か、それとも国外か-。だがそのとき、FBIに協力した下村の追跡の手がミトニックの周辺にまでのびていた。電話回線の端と端で、追跡者と逃亡者の目に見えない闘いが繰り広げられる。そしてミトニック逮捕。数千万ドルの被害を与え、23の訴因によって刑期460年に相当する罪を犯したとされるミトニックの裁きが始まる。だが、そこには不可解な謎が多すぎた-。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 携帯電話-95年1月19日、朝
  • セキュリティ-95年1月19日、昼
  • ホワイトハウス-95年1月19日、夜
  • 侵入-95年1月20日、朝
  • 独房-95年1月20日、夜
  • 新たな脅威-95年1月21日‐23日
  • 下村の名誉-95年1月29日
  • 空軍-95年2月1日‐2日
  • パペットマスター-95年2月5日‐9日
  • 図書館-95年2月12日
  • 逮補-95年2月15日
  • スクープ〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 FBIが恐れた伝説のハッカー
著作者等 Littman, Jonathan
東江 一紀
リットマン ジョナサン
書名ヨミ エフビーアイ ガ オソレタ デンセツ ノ ハッカー
書名別名 The fugitive game
巻冊次
出版元 草思社
刊行年月 1996.10
ページ数 309p
大きさ 20cm
ISBN 4794207271
NCID BN15383088
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全国書誌番号
97036539
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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