英語を読むのがこんなに楽しいものなのか。そういう気分を一人でも多くの人に味わってもらいたい。必要なのは、高校までの英文法の知識と、文脈・前後関係にたいする感性だけだ。英語を日本語に置き換える、暗記力だけが頼りの単調な作業はもう卒業。知性と感性をフルに使って「英語のこころ」を読みこんでみよう。テクストは、ノエル・カワードの喜劇『私生活』。男女関係の機微と、ユーモラスな会話の妙のすみずみまで、手練の著者が懇切丁寧に説き明かす。笑っているうちに、英語の力がグングン伸びること請け合いの、文庫版書き下ろし『英文読解入門』。
「BOOKデータベース」より