ヨーゼフ・クライナー 編
エンゲルベルト・ケンペルは、1690(元禄3)年、長崎オランダ商館付の外科医として、日本を訪れた。戦乱に倦み疲れた西欧を離れ、五代将軍・綱吉の治世のもと、徳川政権が最も栄え、泰平の世を謳歌した元禄の社会と文化を、ケンペルはどのように観察し、そして記録に残したのか。日・独・英の研究者により、克明な見聞記『日本誌』を読み解き、"とざされた国"の状況を検証する。
「BOOKデータベース」より
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