明治の機械工業 : その生成と展開

鈴木淳 著

明治期に始まった日本の近代的工業化と、それをめぐる状況を把握する上で、機械工業の検討は大きな意味をもつ。だが、現在までの機械工業研究は、特定の分野や個別企業のものに偏りがちであった。本書は、個別分野の実証研究を積み重ね、先行研究の成果と総合して、明治期における機械工業の発展過程とダイナミズムを探り、その全体像を解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 課題と方法
  • 第1章 鉄砲鍛冶から機械工へ
  • 第2章 造船業の生成と外国人の役割
  • 第3章 工部省の機械工業とその継承
  • 第4章 移植産業関連部門の展開
  • 第5章 筑豊炭田における炭砿用機械
  • 第6章 器械製糸用汽缶の製造
  • 第7章 造船業における貨物船国産化
  • 第8章 内燃機関製造業の展開
  • 第9章 力織機製造の地方的展開
  • 第10章 炭砿用機械工業の変容
  • 第11章 力織機製造における互換性生産の開始
  • 終章 明治の機械工業

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明治の機械工業 : その生成と展開
著作者等 鈴木 淳
書名ヨミ メイジ ノ キカイ コウギョウ
シリーズ名 Minerva日本史ライブラリー 3
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 1996.3
ページ数 360, 14p
大きさ 22cm
ISBN 4623026019
NCID BN14062497
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全国書誌番号
96050616
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言語 日本語
出版国 日本
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