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宇宙線
関戸弥太郎 著
[目次]
- 標題
- 目次
- 第一話 宇宙線の發見とその母胎 / 1
- 一 宇宙線發見の端緒が得られるまで / 2
- 1 電氣學の起り
- 2 逃電現象の發見
- 3 「イオン」の發見
- 4 氣體イオンの研究
- 5 蒸氣の凝結の研究
- 6 空氣の自然電離の研究
- 7 宇宙線存在の豫想
- 二 宇宙線存在の確認 / 25
- 1 自然電離が放射線によること
- 2 透過性放射線の研究
- 3 宇宙線の發見
- 4 宇宙線存在の例證
- 第二話 宇宙線の本體に關する學説 / 35
- 一 初期の研究 / 35
- 1 光子説
- 2 本來の宇宙線に荷電粒子があること(緯度效果)
- 3 大氣中の宇宙線も荷電粒子であること
- 4 本來の宇宙線には陽荷電の粒子が多いこと(東西效果)
- 5 大氣中の宇宙線には硬軟二つの成分があること
- 二 宇宙線の軟成分は何か / 45
- 1 宇宙線中に速い電子があること
- 2 速い電子は宇宙線の透過性を説明出來るか
- 3 陽電子の發見
- 4 宇宙線シャワーの發見
- 5 階段シャワーの理論
- 6 宇宙線軟成分は電子であること
- 三 宇宙線の硬成分は何か / 60
- 1 硬成分の透過性はどうしたら説明出來るか
- 2 中間子の發見
- 3 中間子の崩壞
- 4 硬成分に關するシャワー(電離シャワー、爆裂シャワー)
- 5 宇宙線硬成分は中間子であること
- 四 本來の宇宙線は何か / 75
- 1 硬成分のもとが陽荷電の粒子であること
- 2 軟成分のもとも荷電粒子であること
- 3 陽電子一元説
- 4 陽電子一元説の正しくないこと
- 5 陽子一元説
- 6 陽子一元説が本當らしいこと
- 7 陽子から硬軟兩成分の發生する過程
- 第三話 宇宙線測定技術の進歩 / 100
- 一 電離函の改良 / 101
- 1 宇宙線強度の絶對測定
- 2 宇宙線強度の位置による變化の測定
- 3 宇宙線強度の時間的變化の測定
- 4 宇宙線爆發現象
- 二 計數管の發明とその應用 / 118
- 1 計數管の發明
- 2 同時放電法の考案
- 3 計數管の機能に關する改良
- 4 微量宇宙線の檢出
- 5 宇宙線の透過力の測定
- 6 宇宙線シャワーの測定
- 7 飛跡指示裝置
- 8 中性子を測る計數管
- 三 霧函の發明とその應用 / 136
- 1 霧函の發明
- 2 宇宙線撮影の能率を上げる研究
- 3 宇宙線の勢力の測定
- 4 宇宙線の電離能の測定
- 5 宇宙線粒子の質量の測定
- 6 宇宙線の立體寫眞
- 7 重粒子の霧函寫眞
- 四 寫眞乾板の應用 / 156
- 1 乾板による研究の方法
- 2 宇宙線による原子核破壞
- 五 無線探測法の應用 / 163
- 1 送受信の方式
- 2 宇宙線強度の送信
- 3 電源と保温槽と氣球
- 第四話 宇宙線と戰爭及び文化 / 170
- 一 宇宙線と氣象 / 171
- 1 豫報術の發達
- 2 氣温效果の發見
- 3 高層氣温の影響の存在(宇宙線と氣團、不連續線、低氣壓・高氣壓、颱風)
- 4 高層氣温推惻の試み(低緯度に特有な高層氣温變化、雨季に特有な高層氣温變化)
- 5 高層氣温との直接の比較
- 二 宇宙線と地磁氣 / 192
- 1 磁氣嵐と電流環の説
- 2 宇宙線と磁氣嵐
- 3 電流環の半徑
- 4 電流環を作る粒子
- 5 宇宙線と太陽の自轉
- 6 宇宙線の日週變化
- 7 宇宙線と永久磁場
- 三 宇宙線と生物 / 209
- 1 研究の方法について
- 2 宇宙線の多い所は突然變異が多いか
- 3 宇宙線の少い所は突然變異が少いか
- 四 宇宙線と物質觀 / 213
- 1 元子的物質觀
- 2 元子と素粒子
- 3 素粒子と場
- 4 場に固有な物理量(核力は一種類であるか、中間子は一種類であるか)
- 5 現代の物質理論の限界
- 五 宇宙線と宇宙觀 / 234
- 1 超新星の説
- 2 電位差の説
- 3 宇宙論に關聯する説
- 索引 / 241
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
宇宙線 |
著作者等 |
関戸 弥太郎
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書名ヨミ |
ウチュウセン |
出版元 |
河出書房 |
刊行年月 |
昭和19 |
ページ数 |
250p |
大きさ |
19cm |
NCID |
BN13848089
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|
全国書誌番号
|
46015408
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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