若槻泰雄 著
敗戦の混乱の中で、海外(特にソ連占領地区)一般邦人は引揚げ途上筆舌に尽くせぬ惨苦を強いられ、20余万人が非命に斃れ、350万人の大部分はリュック一個の全財産を背に故国にたどり着いた。本書は膨大な体験記と公的報告書を集約して、この有史以来の悲痛な大事件の実態を記録し、併せて外国の例や引揚げの国際法上の問題、悲劇の責任の所在を明らかにする。
「BOOKデータベース」より
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