「宣長問題」とは何か

子安宣邦 著

『古事記』の緻密な注釈者としての宣長への高い評価。だがその評価者は排外的な皇国主義者としての宣長に当惑し、己れの視野から排除する。小林秀雄『本居宣長』の「内的」な読みと対置される、犀利な「外的」読みによって現代思想の地平を照らし、方法的視点を問い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 「宣長問題」という視角
  • 「宣長問題」とは何か
  • 宣長・自己のイマーゴ
  • 『古事記伝』・自己同一性の言説
  • 「やまとことば」成立の語り
  • 『古事記伝』と『古史伝』・その連続と差異
  • 神とカミの注釈
  • 平田篤胤国学の神学的再構成
  • 結び 宣長を読むこと

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「宣長問題」とは何か
著作者等 子安 宣邦
書名ヨミ ノリナガ モンダイ トワ ナニカ
出版元 青土社
刊行年月 1995.12
ページ数 249p
大きさ 20cm
ISBN 4791754107
NCID BN13504760
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全国書誌番号
97002937
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言語 日本語
出版国 日本
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