現代軍事法制の研究 : 脱軍事化への道程

水島朝穂 著

[目次]

  • 「安全保障」をめぐる諸問題
  • 現代軍事法制の構造
  • 緊急事態法制の展開
  • 「ポスト冷戦」の軍隊の新しい機能-PKOと海外派兵
  • 脱軍事化への道程-軍事法制の終焉

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 『現代軍事法制の研究-脱軍事化への道程』-目次 / p7
  • 序文 / p3
  • 第一章「安全保障」をめぐる諸問題 / p1
  • 第一節 現代日本の「安全保障」 / p2
  • 一 立憲平和主義の憲法の誕生 / p2
  • 二 日本国憲法の平和主義の特徴 / p3
  • 三 現代「自衛権」論の諸相 / p6
  • 四 憲法九条適合的な安全保障の形態 / p9
  • 五 むすび / p17
  • 第二節「ポスト冷戦」の「安全保障」問題 / p22
  • 一 はじめに / p22
  • 二 平和と安全保障をめぐる諸条件の変化 / p23
  • 三 国連の平和維持活動と日本国憲法 / p26
  • 四 ドイツにおける平和と安全保障をめぐる諸問題 / p31
  • 五 むすび / p35
  • 第二章 現代軍事法制の構造-その1 / p43
  • 第一節 現代軍事法制の形成-旧西ドイツの再軍備過程 / p44
  • 一 はじめに / p44
  • 二 旧西ドイツの再軍備過程 / p47
  • 三 連邦軍と国民世論 / p51
  • 四 連邦軍の「内面指導」-「制服を着た国民」の指導理念 / p57
  • 第二節「軍人の自由」 / p77
  • 一 はじめに / p77
  • 二 市民社会と軍隊社会 / p78
  • 三 ドイツにおける「軍人の自由」の問題状況 / p80
  • 四「軍人の自由」から「軍事組織からの自由」へ / p86
  • 五 むすびにかえて / p87
  • 第三節 軍隊における「精神教育」 / p93
  • 一 はじめに / p93
  • 二 軍隊と社会-戦前における軍隊の「改革」の議論 / p94
  • 三 帝国軍隊における「精神教育」 / p99
  • 四 自衛隊における「精神教育」 / p102
  • 五 むすび / p106
  • 第三章 現代軍事法制の構造-その2 / p113
  • 第一節 軍隊に対する議会統制-ドイツ連邦議会防衛監察委員 / p114
  • 一 はじめに / p114
  • 二 防衛監察委員の組織と法的性格 / p115
  • 三 統一直後の防衛監察委員の活動-一九九〇年度報告を中心に / p119
  • 四「国際貢献」と防衛監察委員-一九九一、九二年度報告の特徴 / p133
  • 五 小括 / p135
  • 第二節 軍事司法制度 / p139
  • 一 はじめに / p139
  • 二 軍法会議の沿革と制度の概要 / p140
  • 三 日本国憲法と特別裁判所(軍法会議) / p145
  • 四 旧西ドイツ力軍事裁判所をめぐる問題状況 / p149
  • 五 むすびにかえて / p161
  • 補論「国際貢献」と軍刑事裁判所 / p169
  • 第三節 軍事秘密保護制度 / p172
  • 一 はじめに / p172
  • 二 現代国家における秘密保護 / p173
  • 三 日本における秘密保護制度の展開 / p176
  • 四 旧西ドイツにおける国家秘密をめぐる問題状況 / p181
  • 五 むすび-憲法九条と軍事秘密 / p185
  • 第四章 緊急事態法制の展開-その1 / p195
  • 第一節 憲法と国家緊急権 / p196
  • 一 国家緊急権の概念 / p196
  • 二 国家緊急権概念の生成 / p197
  • 三 緊急権制度の歴史的展開 / p199
  • 四 小括-日本国憲法と国家緊急権 / p208
  • 補論 小林直樹著『国家緊急権』について / p216
  • 第二節 旧西ドイツにおける緊急事態法則-一九七〇年代を中心に / p225
  • 一 はじめに / p225
  • 二「緊急事態憲法」と「対内的安全」 / p226
  • 三「対内的安全」の展開 / p232
  • 四 むすびにかえて-特徴的傾向 / p242
  • 第三節 E・W・ベッケンフェルデの非常事態規定モデル / p253
  • 一 はじめに / p253
  • 二 ベッケンフェルデの提案 / p255
  • 三 ベッケンフェルデの基本法改正案 / p263
  • 四 ベッケンフェルデ提案の問題性 / p265
  • 五 むすび-非常事態規定モデルの現実的機能 / p275
  • 第五章 緊急事態法制の展開-その2 / p285
  • 第一節 日本における「有事法則」の展開 / p286
  • 一 はじめに-「危機管理」と「有事法制」 / p286
  • 二 第二次「中間報告」の特徴と問題点 / p288
  • 三 "第二分類"から"第三分類"へ / p308
  • 四 むすび / p311
  • 第二節 民間防衛法則 / p319
  • 一 はじめに / p319
  • 二「有事法制」研究と「国民防衛」 / p320
  • 三 旧ドイツにおける「民間防衛」の状況と問題点 / p326
  • 四 むすび-「民間防衛」と日本国憲法 / p342
  • 補論「ポスト冷戦」と「民間防衛」 / p351
  • 第三節 安全保障会議設置法 / p355
  • 一 はじめに / p355
  • 二 安全保障会議設置の背景 / p357
  • 三 安全保障会議設置法の内容と問題点 / p359
  • 四 むすび / p364
  • 第六章「ポスト冷戦」の軍隊の新しい機能-PKOと海外派兵 / p369
  • 第一節 PKO協力法 / p370
  • 一 はじめに / p370
  • 二 PKO協力法施行とその問題点 / p371
  • 三 PKO協力法施行の意義 / p376
  • 四 むすび-平和的国際協力の道 / p378
  • 第二節 PKO協力法と自衛隊の変容 / p382
  • 一 PKO活動参加と自衛隊の変容 / p382
  • 二 自衛隊の「将来構想」をめぐる議論 / p386
  • 三 小括 / p389
  • 補論「雑則」から「本則」へ、「余技」から「本業」への転換 / p392
  • 第三節 ドイツ連邦軍のNATO域外出動と基本法 / p395
  • 一 はじめに / p395
  • 二 ドイツ連邦軍の域外出動問題の経過と背景 / p396
  • 三 連邦軍の域外出動に関する議論の状況 / p402
  • 四 憲法学説の状況 / p411
  • 五 政党間の憲法論争 / p423
  • 六 むすびにかえて / p427
  • 終章 脱軍事化への道程-軍事法制の終焉 / p437
  • 第一節 ドイツ連邦軍の「改編」構想-「正当化ストレスのもとにある軍隊」 / p438
  • 一 はじめに / p438
  • 二「改編」構想-「新防衛計画」・独立委員会報告書 / p439
  • 三「危機対応部隊」をもつ「普通の国」へ / p448
  • 第二節 脱軍隊化の動向と平和論 / p461
  • 一 はじめに‐軍事の無意味化 / p461
  • 二 平和論の摸索-軍事力の評価をめぐって / p462
  • 三 非軍事的任務の増大と「安全保障」の転換 / p468
  • 四 脱軍事化の兆候 / p469
  • 第三節 軍事力によらない平和-脱軍事化に向けて / p475
  • 一 非軍事的手法の有効性 / p475
  • 二 旧ユーゴにおける平和的世論形成努力 / p482
  • 三 非軍事・国際・災害援助隊構想 / p483
  • 四 非軍事的平和活動-「市民的平和活動」の提唱 / p487
  • 五 軍隊に対する統制とその平和的転換 / p494
  • あとがき / p506
  • 索引 / p514

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 現代軍事法制の研究 : 脱軍事化への道程
著作者等 水島 朝穂
書名ヨミ ゲンダイ グンジ ホウセイ ノ ケンキュウ : ダツグンジカ エ ノ ドウテイ
出版元 日本評論社
刊行年月 1995.11
ページ数 514p
大きさ 22cm
ISBN 453551030X
NCID BN13422597
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全国書誌番号
96017726
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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