原爆神話の五〇年 : すれ違う日本とアメリカ

斉藤道雄 著

ワシントンのスミソニアン博物館で計画された「原爆展」をめぐって、アメリカでは原爆論争が再燃した。原爆が戦争終結を早め、多くの人命を救ったとする「神話」を考え直そうとする人々が、冷静な議論を提起したのである。結局「神話」の優位は揺るがなかったが、アメリカが持つ自己検証能力の健在ぶりは明らかになった。本書は、全米での幅広い声を取材し、戦後50年を経て、なお隔てある日米の歴史観の差の源を探るものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ロスアラモスの千羽鶴
  • 2 スミソニアンの新風
  • 3 原爆神話への挑戦
  • 4 踏まれた虎の尾
  • 5 原爆神話の背景
  • 6 戦争-退役軍人の記憶
  • 7 原爆「論」許すまじ
  • 8 ロスアラモスの緊張
  • 9 歴史学者の反論
  • 10 原爆チーム五分の魂
  • 11 半世紀の軌跡

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原爆神話の五〇年 : すれ違う日本とアメリカ
著作者等 斉藤 道雄
書名ヨミ ゲンバク シンワ ノ ゴジュウネン
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1995.10
ページ数 233p
大きさ 18cm
ISBN 4121012712
NCID BN13311257
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全国書誌番号
96027359
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言語 日本語
出版国 日本
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