夏目漱石 : 近代という迷宮

大橋 健三郎【著】

漱石は「近代」と取り組んだ最初の文学者だった。愛読五十余年。フォークナー研究の第一人者が、『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』『道草』『明暗』、後期の五長篇をめぐって、アメリカ文学の流れとの類比から、西洋近代とのずれと矛盾を読み解く。近代とは何か。漱石研究に新展開を促す画期的論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 都市と心の「迷宮」-『彼岸過迄』論
  • 知の憑依-『行人』論
  • 「愛」と「死」-『こゝろ』論
  • 呪縛する「過去」-『道草』論
  • 人間関係の「迷宮」の中で-『明暗』論(1)
  • 「愛」への意志のゆくえ-『明暗』論(2)
  • 「自我」に射し入る光-『明暗』論(3)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 夏目漱石 : 近代という迷宮
著作者等 大橋 健三郎
書名ヨミ ナツメソウセキ : キンダイトイウメーズ
出版元 小沢書店
刊行年月 1995.6.20
ページ数 243p
大きさ 19cm(B6)
NCID BN12851226
※クリックでCiNii Booksを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想