教育亡国

林竹二 著

いま、学校は教育の場所ではなくなっている。そのための環境が根底から破壊されてしまったからだ。教育を通じて、日本は確実に亡びに向かっている。その原因はいったいどこにあるのだろうか。ふりかえれば、戦後の教育改革は計三度行われている。第一の改革は、まさに「革命」と呼ぶに値するが、第二・第三の改革は、その初心に対する裏切りだった。この裏切りが、その後の教育の荒廃を準備した。戦後教育改革の変質を助長し続けた、文部省をはじめとする教育行政の責任をつぶさに追及しつつ、教育のよみがえりを担う主体の形成を説いた、林竹二の遺言。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 戦後の教育改革は第二の開国であった
  • いま、学校に教育はあるのか、またありうるのか-内申書裁判をめぐって
  • 私がいわゆる大学紛争のなかで見たもの
  • 戦後教育の初心とは何であったか
  • 裏切られた革命
  • いわゆる再改革の行きついたところ
  • 責任をもつものは責任をとらねばならない

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 教育亡国
著作者等 林 竹二
書名ヨミ キョウイク ボウコク
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 1995.3
ページ数 340p
大きさ 15cm
ISBN 4480081836
NCID BN12176178
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
95060013
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想