法律哲学概論

アルベルト・ホィケ 著 ; 森吉義旭 訳

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 第一卷 總論 基礎觀念 / 19
  • 第一章 緖論 / 19
  • 第一節 法律哲學の本質、一般法律學、自然法 / 19
  • 第二節 此較法律學 / 30
  • 第三節 法律政策及法律技術 / 31
  • 第四節 法律科學、法律解釋(文字的及論理的)、法律槪念構成、法律槪念組成、法律創造者としての裁判官、自由法運動 / 33
  • 第二章 法律哲學の史的發達 / 57
  • 第五節 希臘人・アリストテレス(Aristoteles)「ニコマエル」の論理、政治 / 57
  • 第六節 羅馬人 / 58
  • 第七節 キリスト敎全盛の中世・トーマス、フオン・アクヰノー(Thomas v.Aquino) / 59
  • 第八節 フーゴー・グロチェース(Hugo Grotius)及其反對者(コッチエイ.セフケンドルフ其他及ホッブス)(Cocceji Seckendorf usw und hobbes) / 60
  • 第九節 プッフェンドルフ(Pufendorff、ライプニツ(Leibniz)、トーマツシユース(Thomasius)、クリスイテアン・フォウオルフ(Christian von Wolff) / 63
  • 第十節 カント(Kant) / 66
  • 第十一節 新自然法學派・フーフエラント(Hufeland)、ピー・ヨット・アー・フォイエルバッハ(P.J.A.Feuerbach)卽ち「カトリック」敎理的法律哲學 / 68
  • 第十二節 歷史法學派・サヴイニー(savigny)、プフタア(Puchta) / 71
  • 第十三節 へーゲル(Hegel) / 74
  • 第十四節 エフ・ヨット・シユタール(F.j.Stahl)、ヘルバルト(Herbart) / 77
  • 第十五節 功利主義・ベンザム(Bentham)、ジョン・スチアート・ミル(J・St.Mill)、スペンサー(Spencer) / 79
  • 第十六節 ルドルフ・フォン・イエーリンク(Rudolf von Ihering) / 79
  • 第十七節 ルドルフ・シュタムレル(Rudolf Stammler) / 81
  • 第十八節 新へーゲル主義・ベロルツハイメル(Berolzheimer)、ヨセフ・コーレル(Josef Kohler) / 84
  • 第十九節 相對主義・イエリネック(Jellineck)、ラードブルヒ(Radbruch) / 86
  • 第三章 法律及其領域 / 89
  • 第二十節 法律と道德律・法律は其本質に外的强行を有し、道德律は其本質を内的良心に有す。兩者の領域は截然と區別されず、法律の本質が外的强行に在るのは啻に利益を目的とするが爲なり。權利と義務・法律は單に道德實現の手段に過ぎす。法律上の義務を負はしむる方法の差異及其義務の本質の差異。法律は他律、道德律は自律なり。倫理 / 89
  • 第二十一節 法律と慣習、强行性、法律と經濟 / 102
  • 第四章 法律の意義 / 109
  • 第二十二節 ウールピアン(Ulpian)、法律財貨、主觀的意義に於ける法律、個人と社會 / 109
  • 麹二十三節 個人主義的法律觀及有機的法律觀、自由なる自己活動の保障としての法律並自己活動制限としての法律。道德目的と道德的結果との矛盾、法律の超個人的價値、法律と國家、法律の神聖 / 114
  • 第二十四節 新自然法、「シユタムレル」の正法論。正義、文化現象としての法律 / 119
  • 第五章 法律の内容 / 129
  • 第二十五節 法律に於ける强制・權力說、無意識的法律の確認・法の適用、惡法律が秩序を維持せんとする目的、法律の根底は内容に非ずして其の存在に在り、正法と惡法、法律の命令的要素、法律の力は法律の内的價値に在る。法律と正義 / 129
  • 第二十六節 法律の源泉は個人の爭鬪行爲の反擊としての制裁なり。暴力の私人の手より國家の手への轉向。法律は侵害に對する「レアクシヨン」なり。法律秩序と主觀的法律、衡平、法律と立法、法律と國家 / 139
  • 第二卷 各論-法津の各部門(國家法・刑法-國際法) / 153
  • 第一章 國家 / 153
  • 第一節 學說の史的槪觀・アリストテレス(Aristoteles)、グロチュース(Grotius、ルッソー(Rousseau)、へーゲル(He-gel)シュタール(Stahl) / 153
  • 第二節 槪要・權力說、有機體說、個人主義的見解、國家契約說 / 159
  • 第三節 文化制度としての國家 / 163
  • 第二章 刑法 / 165
  • 第一節 基礎觀念 / 165
  • 第二節 刑法理論・强絕對說、相對說、折衷說 / 167
  • 第三節 史的槪觀・アリストテレス(Aristoteles) / 168
  • 第四節 トーマス・フオン・アックイーノー(Thomas v.Aquino)、グロチュース(Grotius)、ベッサリア(Beccaria) / 170
  • 第五節 カント(Kant)、グロルマン(Grolmann)の犯罪防衛論 / 172
  • 第六節 フォイエルバッハ(Feuerbach)正當防衞論 / 174
  • 第七節 犯人の爲の刑罰、所謂改善說 / 175
  • 第八節 ヘーゲル(Hegel)、シュタール(Stahl)、トレンデルシブルビ(Trendelenburg)、ベルネル(Berner) / 177
  • 第九節 ビンデンク(Binding)の規範論 / 178
  • 第十節 批判・コーレル(Kohler)の學說 / 181
  • 第十一節 リスト(Liszt)の刑法理論 / 185
  • 第十二節 刑罰の原因・カント(Kant)の個人主義、契約說 / 189
  • 第十三節 超個人的刑罰觀、復讐及社會的贖罪としての刑罰 / 194
  • 第十四節 責任と贖罪の程度、刑罰を必要とするは相對的なり、死刑 / 199
  • 第三章 國際法 / 203
  • 第一節 國際法の法律的性質・立法者、裁判審理、强制 / 203
  • 第二節 規範創設意思、主權と自律 / 207
  • 第三節 文化の必然的所產としての國際法の法律的性質、戰爭は一の法律制度なり / 208
  • 參考圖書 / 215

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 法律哲学概論
著作者等 Heucke, Albert
森吉 義旭
Heueke Albert
アルベルト・ホィケ
書名ヨミ ホウリツ テツガク ガイロン
出版元 章華社
刊行年月 昭和7
ページ数 232p
大きさ 19cm
NCID BN12146166
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全国書誌番号
47032891
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言語 日本語
出版国 日本
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