天皇親政 : 佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷

笠原英彦 著

維新の一大理念であるはずの天皇親政は、明治政府誕生後間もなくして形骸化した。事態を憂慮した天皇側近の元田永孚、佐々木高行ら侍補グループは、名実ともに実効ある親政とすべく、薩長藩閥政府に対峙する。本書は、明治天皇から「左右ニ陪シテ誠ニ進規ニ尽ス」の御沙汰を下賜された数少ない維新官僚・佐々木が残した膨大な日記を読み解き、その親政論の政治的意義を明らかにするとともに、当時の政府と宮廷の状況を描出する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論 天皇親政論の系譜
  • 第1章 明治維新と佐々木高行
  • 第2章 公議政治と佐々木高行
  • 第3章 維新改革と佐々木の政局観
  • 第4章 維新の宮廷
  • 第5章 天皇親政運動と佐々木高行
  • 第6章 侍補職廃止後の天皇親政運動

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 天皇親政 : 佐々木高行日記にみる明治政府と宮廷
著作者等 笠原 英彦
書名ヨミ テンノウ シンセイ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1995.2
ページ数 195p
大きさ 18cm
ISBN 4121012313
NCID BN12119378
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
95046693
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想