さっぽろ雑学ノート

武井時紀 著

[目次]

  • 目次
  • 島としての特性を失った北海道
  • 北海道と本州の距離は縮まった / 8
  • 北海道は面積で世界第十九位の島 / 12
  • お雇い外人にみるもう一つの顔 / 16
  • 北海道区分法のいろいろ / 19
  • 札幌はゲーテが憧れた国とおなじ緯度 / 22
  • かつて北海道は流刑と亡命の島であった / 26
  • 『白鯨』の著者メルビールは蝦夷を見たか / 29
  • 隔絶された世界「島」への好奇の目 / 32
  • 北海道を支える札幌の素顔と課題
  • 性比九十九、そのとき札幌は百万都市 / 38
  • 都心の夜間人口は五千人とネズミ多数 / 44
  • 斜めを嫌った札幌の都市計画 / 47
  • ススキノのもついろいろな顔 / 51
  • 小樽は美人の町か、たくましい女の町か / 55
  • 市民の関心をよんだ市役所の外壁の色 / 60
  • 札幌の地下鉄は混んでも苦情がでない / 64
  • 地下街はなぜ左通行か / 69
  • 札幌の風景と人の地理学
  • 居住地の高低差が貧富の差 / 74
  • 札幌の街並みはなぜ北を指さないか / 78
  • かつて海をもつことが札幌の夢だった / 80
  • 函館のロマンチシズムが育てた人々 / 82
  • 北海道には天狗とつく地名が多い / 85
  • どこから見ても絵になる赤レンガ庁舎 / 88
  • 天皇行幸その年薄野は地図から消えた / 91
  • 札幌市民の歌とファッション感覚 / 95
  • 札幌にはもう町並みはない / 98
  • 街角にみる札幌の歴史
  • 計測からはじまった札幌のマチづくり / 104
  • 札幌ではじめての商売は風呂屋 / 110
  • 札幌の街角でみつけた城下町的遺構 / 113
  • パナマ運河より早い創成川の閘門式運河 / 116
  • 大正デモクラシーのもたらしたもの / 120
  • 今を溯る七十年前わが国初の人口調査 / 126
  • かつて札幌には新潟県人が多かった / 129
  • トルストイからの一通の手紙 / 132
  • 徴兵忌避と兵役拒否は男子の本懐 / 136
  • 大通の道幅は平安京の朱雀大路より広い / 139
  • 動物も植物も札幌の一部分
  • モミジ山は日本で最大級の内陸砂丘 / 144
  • 昂奮が引き金となったバッタの大群 / 147
  • オオカミを滅ぼしたのは毒餌だけではない / 151
  • ニセコ山麓の怪、洞爺湖の謎 / 155
  • デパートに咲く札幌の花スズラン / 159
  • 味噌汁かマヨネーズか芥川と寅彦の芝生観 / 162
  • 作家牧逸馬が驚いた「進化論論争」 / 165
  • 博物学はもう科学ではないのか / 167
  • いつまでも居てほしい札幌の幽霊 / 170
  • ライラックとアカシアの争い / 173
  • 地学の目が探った札幌のマチ
  • 久保栄『のぼり窯』の地学 / 178
  • 本道にあるニュートンゆかりのリンゴの木 / 181
  • 流れ満つる豊平川の源は一滴の水となるか / 184
  • 赤土のマチ小樽に残る氷河期の名残り / 188
  • 豊平川を独占する札幌市 / 190
  • 昭和新山噴火、そのとき豊羽鉱山が水没 / 193
  • 地下鉄はますます暑くなる / 198
  • 世界ではじめての発見「手稲石」 / 202
  • 水と安山岩の上につくられた札幌 / 205
  • 札幌の気象と天文に関する九章
  • 百万都市札幌の雪の百年 / 210
  • 東京より一ケ月おくれる札幌の春 / 215
  • かつて札幌でもオーロラが見えた / 217
  • 『芙蓉の人』と同じ年の羊蹄山頂気象観測 / 219
  • たそがれの美しく長いマチ「札幌」 / 222
  • 三吉神社祭が晴れると札幌祭は雨 / 225
  • 札幌市民は星野マークが好き / 227
  • 国木田独歩のみた北海道のしぐれ / 230
  • UFOを発見するのは中学生に多い / 234
  • こんなに変った札幌の敎育の歩み
  • 官費で行なった女子留学と女郎屋開業 / 240
  • 明治自殺考--もう心中はなくなったのか / 242
  • 北海道は修学旅行の先進地であった / 246
  • 卒業学年はストをしない明治・大正の中学生 / 251
  • かつて志を立てるのは中学時代であった / 259
  • 高校入試制度はおなじことのくり返えし / 262
  • 昭和二年女学生は中学生より多かった / 264
  • 北海道における「みたて」の文化 / 267
  • 北海道文学と北海道背景文学 / 269
  • あとがき / 272

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 さっぽろ雑学ノート
著作者等 武井 時紀
書名ヨミ サッポロ ザツガク ノート
出版元 みやま書房
刊行年月 1983.3
ページ数 275p
大きさ 19cm
NCID BN11318685
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
85029723
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想