川本静子 著
一九世紀英国で、未婚の女性がレディの体面を保ちつつ就ける仕事はガヴァネス-住み込みの女家庭教師-以外にはなかった。低賃金で家具の一部ででもあるかのように扱われ、縫いものまでさせられる日々。当時の日記や求人広告、ガヴァネスをヒロインにした『虚栄の市』『ねじのひねり』、自身がガヴァネスだったC・ブロンテの『ジェーン・エア』などの文学作品を通して、彼女たちの意識と、それを取り巻く社会の諸相を描く。
「BOOKデータベース」より
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