論集中世の文学  韻文篇

久保田淳 編

[目次]

  • 梁塵秘抄の時空
  • 恋歌のことばとかたち-「恋死」の歌をめぐって
  • 王朝表現史管見-源経信の一首「月かげの澄みわたるかな天のはら雲ふき払ふ夜半の嵐に」とその周辺
  • 法性寺忠通家月三十五首を読む
  • 藤原道経の和歌
  • 『為忠家両度百首』に関する一考察-結題の詠法をめぐって
  • 山家集の成立
  • 西行の鈴鹿山の歌と「ことばのよせ」-院政期の縁語・掛詞意識
  • 花に物思ふ春-式子内親王A百首考
  • 定家『二見浦百首』の構想
  • 新古今直後の和歌試論
  • 大懴法院の舎利報恩会と和歌
  • 実朝詠「たまくしげ箱根のみうみ」の検討-「けけれ」「たゆたふ」から
  • 順徳院と父と師と-和歌の道を中心に
  • 正徹のまなざし
  • 『倒痾集』について-英甫永雄の生涯と文学
  • 藤川百首和歌(翻刻・解説)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 論集中世の文学
著作者等 久保田 淳
書名ヨミ ロンシュウ チュウセイ ノ ブンガク
巻冊次 韻文篇
出版元 明治書院
刊行年月 1994.7
ページ数 406p
大きさ 22cm
ISBN 4625411106
NCID BN11070681
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
94066049
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
<二人静>の古態 : 「一人静」の可能性をめぐって 山中玲子
「足摺」考 : 『平家物語』を中心に 左伯真一
『たまきはる』の車にまつわる思い出について 三角洋一
『倒痾集』について : 英甫永雄の生涯と文学 堀川貴司
『為忠家両度百首』に関する一考察 : 結題の詠法をめぐって 家永香織
『行者用心集』所収「徒然種抜書」について : 存海と『徒然草』 落合博志
中世兵法伝承一斑 : 慈恩(音)をめぐって 堀口育男
中世史劇としての狂言 橋本朝生
八坂流の発生 : 「平家」語りとテクストにおける中世と近世 兵藤裕己
大懺法院の舎利報恩会と和歌 谷知子
宇治拾遺物語と和歌の時代 : 後鳥羽院、定家らをめぐって 浅見和彦
定家『二見浦百首』の構想 上野一孝
実朝詠「たまくしげ箱根のみうみ」の検討 : 「けけれ」「たゆたふ」から 石川泰水
山家集の成立 西沢美仁
徒然草享受の一系譜 : 正徹・『文学界』・小林秀雄をめぐって 島内裕子
恋歌のことばとかたち : 「恋死」の歌をめぐって 松本真奈美
散文篇: 屋代本と覚一本の間 : 平家物語の「成立」と「語りを考えるために 松尾葦江
新古今直後の和歌 : 試論 村尾誠一
正徹のまなざし 伊藤伸江
法性寺忠通家月三十五首を読む 加藤睦
王朝表現史管見 : 源経信の一首「月かげの澄みわたるかな天のはら雲ふき払ふ夜半の嵐に」とその周辺 近藤みゆき
王権のトポロジー : 『古事談』巻六亭宅篇試論 小島孝之
祈雨と中世の芸能 石黒吉次郎
能「重衡」を読む 松岡心平
花に物思ふ春 : 式子内親王A百首考 久富木原玲
藤原道経の和歌 田仲洋己
藤川百首和哥(翻刻・解説) 久保田 淳
西行の鈴鹿山の歌と「ことばのよせ」 : 院政期の縁語・掛詞意識 渡部泰明
西行法師見返松之縁起(翻刻・解説) 久保田 淳
院政期文学における橘氏と中原氏 : 覚書 伊東玉美
韻文篇: 梁塵秘抄の時空 鈴木日出男
順徳院と父と師と : 和歌の道を中心に 藤田百合子
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