批判者の批判  上巻 (文学運動の前進のために)

宮本顕治 著

[目次]

  • 目次
  • はしがき / 1
  • 第一部
  • 最初の登場者の方法 / 3
  • 1 「二つの庭」への慢罵批評 / 3
  • 2 「討論に即しての感想」をめぐって / 8
  • 3 民主的文学の成果の普及か妨害か / 16
  • 4 誰が読者との結びつきをさまたげるか / 20
  • 5 「投書問題」の本質 / 23
  • 6 社会主義リアリズムをめぐる歪曲 / 27
  • 7 「統一戦線とインテリゲンチヤ」問題を島田はどのようにゆがめたか / 32
  • 想像的な批評について / 45
  • 1 岩上の見聞の実体 / 45
  • 2 実証のない宮本百合子観 / 47
  • 3 再び「投書問題」の側面 / 50
  • 4 「卒直な声」の実体 / 54
  • 5 最大限の悪罵の意味 / 61
  • 歷史的事實をもとにして / 67
  • 徳永直「小林多喜二と宮本百合子」の検討
  • 一 / 67
  • 徳永の批評の性格と主要論点 / 67
  • 二 / 74
  • 1 歴史的事実に基いて-「自然性の固執」か「自己改造」か / 74
  • 2 性格論議についての徳永の基礎 / 81
  • 3 徳永に映じた「『蟹工船』の非実感性」 / 94
  • 三 / 97
  • 1 宮本百合子の作品評価と徳永の視野 / 97
  • 2 「二つの庭」「道標」論にみられる局視主義 / 102
  • 四 / 114
  • 「非革命的急進論者」の方法 / 114
  • 五 / 117
  • 1 徳永直は宮本百合子の同調者であったか / 118
  • 2 インテリゲンチヤ文学者の宮本百合子観 / 123
  • 3 民主主義文学運動内の宮本百合子観 / 128
  • 4 労働者階級の歴史的課題と宮本百合子 / 138
  • 局視批評をめぐって / 151
  • 1 批評以前の問題 / 151
  • 2 統一的な分析の欠除 / 152
  • 3 三たび「投書問題」について / 159
  • 4 文学者の責任 / 163
  • 批評の現實性 / 167
  • 岩上順一「宮本百合子の生涯と文学」批判 / 167
  • 一 / 167
  • 1 宮本百合子の社会的行動はなぜ見落されねばならなかったか / 167
  • 2 「貧しき人々の群」の現実 / 169
  • 3 「私小説」「客観小説」論議と「貧しき人々の群」の批判的リアリズム / 174
  • 4 「禰宜様宮田」のリアリズムと歴史的評価 / 177
  • 二 / 183
  • 1 宮本百合子の初期作品の二系列について / 183
  • 2 「伸子」論をめぐって / 187
  • 3 「一本の花」の社会的関心 / 198
  • 三 / 199
  • 1 宮本百合子の非合法時代の共産党入党は、なぜ岩上によって書かれなかったか / 200
  • 2 革命的試練と「中産階級的生活感覚」 / 202
  • 3 プロレタリア文学運動の方向と自己改造の問題 / 204
  • 4 一九三一年以後のプロレタリア文学運動と宮本百合子の小説 / 207
  • 5 「時に応じて」の勝手な説 / 213
  • 6 「乳房」-人民団結の基礎の問題 / 215
  • 7 自在な現実批判と生活感情-戦前の宮本百合子の評論 / 218
  • 8 「冬を越す蕾」をめぐっての岩上説 / 225
  • 9 マルクス主義と民主主義のための闘争 / 236
  • 10 マルクス主義とヒューマニズム / 243

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 批判者の批判
著作者等 宮本 顕治
書名ヨミ ヒハンシャ ノ ヒハン
巻冊次 上巻 (文学運動の前進のために)
出版元 新科学社
刊行年月 1954
ページ数 246p
大きさ 19cm
NCID BN1101882X
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全国書誌番号
48015498
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言語 日本語
出版国 日本
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