男性同盟と母権制神話 : カール・シュミットとドイツの宿命

ニコラウス・ゾンバルト 著 ; 田村和彦 訳

人間の両性性を無視し、<女性的なもの>の徹底した排除と抑圧によって成立したドイツの近代-その倒錯し矛盾にみちた精神史・心性史を、シュミットの著作に秘められた暗示を読み解きながら描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 カール・シュミット-あるドイツ的宿命
  • 第1章 軍人と市民
  • 第2章 政治的ロマン主義
  • 第3章 政治神学
  • 第4章 カオスへの不安
  • 第5章 真の敵オットー・グロース
  • 第6章 テオドーア・ドイブラーの『北極光』-カール・シュミットの著作
  • 第7章 政治的なものの概念
  • 第8章 権力の前庭
  • 第9章 トラウマ的状況
  • 第10章 リヴァイアサンとの駆け引き
  • 第11章 ユダヤ人とドイツ人
  • 第12章 海への転向
  • 第13章 ハムレット
  • 第14章 最終劇

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 男性同盟と母権制神話 : カール・シュミットとドイツの宿命
著作者等 Sombart, Nicolaus
田村 和彦
ゾンバルト ニコラウス
書名ヨミ ダンセイ ドウメイ ト ボケンセイ シンワ
書名別名 Die deutschen Männer und ihre Feinde
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 441
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1994.7
ページ数 505p
大きさ 20cm
ISBN 4588004417
NCID BN10994095
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全国書誌番号
94071658
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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