鶴見俊輔 著
ひとが自分というものを意識しはじめるのはどんな時だろう?誰かとけんかした時、集団の中でひとりのけものにされた時、私たちは自分の前に立ちふさがる他人や集団とともに、自分を強く意識せざるをえない。本書は、自分の誕生の記録が残っている、田中正造、金子ふみ子ら5人の波乱に満たち生涯を描く。この5つの肖像をたどることによって、現代日本の姿が立ち現われ、私たちの生きる社会を考える手がかりとなる。
「BOOKデータベース」より
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