坊っちゃん

夏目漱石 著

江戸っ児をもって任ずる若い教師の坊っちゃんがその一本気な性格から、いつわりにみちた社会に愛想をつかす。作品を一貫するものは、人間漱石が持って生まれた反俗と正義の心に外ならない。ロマンティックな稚気とユーモア、その歯切れのよい表現は、爽快さにみちている。明治三十九年「ホトトギス」に発表。

「BOOKデータベース」より

生まれつき乱暴でいたずらが過ぎ、両親にかわいがられなかった坊ちゃん。唯一、細やかに面倒を見てくれた下女の清と離れ、一人で四国の中学校に赴任した。しかし、江戸っ子で生一本、無鉄砲に育ってきたせいで、田舎での生活は我慢ならないことばかり。同僚教師との衝突に、東京へ帰ることも辞さないが…。波瀾万丈の日々をユーモアたっぷりに描く、不朽の名作。解説、年譜のほか、本書の内容がすぐにわかる「あらすじ」つき。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 坊っちゃん
著作者等 夏目 漱石
書名ヨミ ボッチャン
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 1955
版表示 改版
ページ数 126p
大きさ 15cm
ISBN 4041001218
NCID BN10497884
BN14466893
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全国書誌番号
55000949
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言語 日本語
出版国 日本
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