セイレーンの歌 : フランス文学論集

菅野昭正 著

フローベールからヌーヴォー・ロマンへのフランス小説の流れを「絶対の探求」の過程として捉え、マラルメ、ヴァレリーからデュ・ブーシェまで、現代詩の課題を考察、ロラン・バルトをめぐって批評の現在を展望する。精神の極地を目指すオデュッセウスたちに導かれた、フランス文学研究四十年の足跡。初のフランス文学論集成。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 絶対の探求
  • 裏返しの教養小説-『ボヴァリー夫人』試論
  • 反リアリズムの文学-モーリス・ブランショ
  • 小説を問う小説-<ヌーヴォー・ロマン>、そして<ヌーヴォー・ロマン>以後
  • 虚数の劇-<ヌーヴォー・ロマン>と描写の問題
  • <ヌーヴォー・ロマン>以後
  • 終りでない終点でのエスキッス
  • 非=知の小説家-クロード・シモン
  • クロード・シモン『ファルサロスの戦い』
  • ナタリー・サロート『プラネタリウム』
  • ナタリー・サロート『あの彼らの声が…』
  • 意味の織物-フィリップ・ソレルス
  • ジェラール・ド・ネルヴァル
  • ステファヌ・マラルメ
  • ポール・ヴァレリー
  • アンドレ・デュ・ブーシェ
  • ロラン・バルト

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 セイレーンの歌 : フランス文学論集
著作者等 菅野 昭正
書名ヨミ セイレーン ノ ウタ
出版元 小沢書店
刊行年月 1993.12
ページ数 388p
大きさ 21cm
NCID BN10329303
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全国書誌番号
94022730
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言語 日本語
出版国 日本
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