色彩心理学入門 : ニュートンとゲーテの流れを追って

大山正 著

色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ニュートンにおける光と色
  • 第2章 ゲーテの『色彩論』と視覚の諸現象
  • 第3章 化学者ドールトンと色覚異常研究
  • 第4章 ヤング‐ヘルムホルツの三色説
  • 第5章 ヘーリングの反対色説とその発展
  • 第6章 一つの目に二種の視覚-フォン・クリースの二重視覚説
  • 第7章 動物の色覚
  • 第8章 光の強度と明るさの感覚-フェヒナーの法則とスティーヴンスの法則
  • 第9章 色を立体で表わす-マンセルとオストワルト
  • 第10章 色を数字で表わす-混色の法則とCIEの表色系
  • 第11章 カッツと色の現象学
  • 第12章 色は波長だけではきまらない
  • 第13章 色の効果
  • 第14章 色と感情

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 色彩心理学入門 : ニュートンとゲーテの流れを追って
著作者等 大山 正
書名ヨミ シキサイ シンリガク ニュウモン
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1994.1
ページ数 235p
大きさ 18cm
ISBN 4121011694
NCID BN1023563X
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全国書誌番号
94034570
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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