大乗起信論

宇井伯寿 訳註

従来の仏教を、出家者中心、自利中心と批判、在家者を重視し、利他中心の立場をとろうとする、紀元前後のインドで起った仏教革新運動を大乗仏教という。この大乗仏教の根本教義を理論と実践の両面から手際よく要約した本書(5、6世紀頃成立)は、中国・日本の仏教者に愛読され、大きな影響を与えてきた。改版にあたり新たに現代語訳を付す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 大乗起信論(原文・読み下し)(序文
  • 正宗分
  • 流通分)
  • 大乗への信心を起こさせる書(大乗起信論、現代語訳)(本書述作の動機<因縁分>
  • 主題-大乗とは何か<立義分>
  • 詳細な解説<解釈分>
  • 信心の修行<修行信心分>
  • 修行の勧めと修行の効果<勧修利益分>)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大乗起信論
著作者等 Asvaghosa
宇井 伯寿
高崎 直道
書名ヨミ ダイジョウ キシンロン
シリーズ名 岩波文庫 ; 1305
出版元 岩波書店
刊行年月 昭和11
ページ数 148p
大きさ 16cm
ISBN 4003330811
NCID BN00938666
BN10216533
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全国書誌番号
46045054
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言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本
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