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ジャン・バロワ
ロジェ・マルタン・デュ・ガール 著 ; 山内義雄 訳
[目次]
- 目次
- 第一部
- 生きる喜び
- 一 ジャンの枕頭での、ドクトルとその母親と / 14
- 二 ドクトル、ジャンに《生きること》を決心させる / 16
- 三 バロワ夫人の死 / 21
- 四 ジャン、彼の最初の懐疑についてジョジエ司祭に相談する / 22
- 五 子供のころのジャンとセシール / 27
- 象徴的妥協
- 一 パリでの学生生活についてのジャンの手紙 / 30
- 二 カトリック教の難問についてのジャンとシェルツ司祭の対話 / 31
- 三 それから二年ののち、シェルツ司祭宛のジャンの手紙 / 47
- 指輪
- 一 ジャン、父重態の報に接す / 49
- 二 父の死にあたって、ジャン、ビュイに帰省 / 52
- 三 ジャンの婚約についてのジャン宛のシェルツ司祭の手紙 / 58
- 鎖
- 一 ジャン、結婚後二年、シェルツ司祭にたいし、無宗教的な気持の発展について述べる / 60
- 二 ノートル・ダム・デ・ヴィクトワールでの九日祈禱 / 65
- 三 女に関するジャンの感想 / 72
- 四 ジョジエ司祭との散歩。結婚と信仰 / 73
- 解消
- 一 ヴァンセスラス高等中学校での『生物変形論』の講義 / 82
- 二 自由思想会議についてのセシールとジャンの争論 / 86
- 三 ジャンの辞職をめぐっての、パクラン夫人とセシール、ジャンとの争論 / 89
- 四 ロンドンでの会議『信仰の全面的動揺の原因』 / 94
- 五 女子が産まれたのち、ジャン、ふたたびビュイに姿をあらわす / 98
- 六 セシールとジャンとの最後の口論 / 100
- 七 解消確認の公証人の手紙 / 103
- 第二部
- 『種蒔く人』
- 一 ジャン、ブレイユ・ゾエジェにあてて、絶対自由の身になったことを知らせる / 106
- 二 『種蒔く人』創刊のための、バロワの友人たちの会合 / 107
- 三 『種蒔く人』創刊号発行ののち、バロワ、リュスを訪問する / 123
- 嵐の先ぶれ
- 一 《事件》の最初の兆候 / 130
- 二 ウォルスミュート、バロワに、ベルナール・ラザールの弁論を読んできかせる / 134
- 三 リュス、バロワに、『種蒔く人』に宣言をのせたい意向を話す / 150
- 嵐
- 一 ゾラ裁判に先だち、『種蒔く人』社の集会。窓下に暴徒の群れ / 157
- 二 ゾラ裁判第二回公判 / 163
- 三 アンリ大佐の自殺 / 182
- 四 レンヌ軍法会議を中心として。ドイツの抗議 / 187
- 五 レンヌより帰る / 202
- 六 一九〇〇年の博覧会。リュス、《事件》を弔うの言葉を述べる / 207
- 凪
- 一 バロワの生活についてのインターヴュー / 212
- 二 トロカデロでの講演『無信仰の将来』 / 213
- 三 危禍。危うく死をのがれること。遺言書 / 223
- 第三部
- ひび
- 一 バロワ、別居後数年、ジョジエ司祭の訪問をうく / 230
- 二 ゾラの遺骨をパンテオンヘ / 234
- 子
- 一 マリー、父の許に来ることを申し出る / 241
- 二 マリー、パリに来る / 244
- 三 バロワ、娘の信仰を知る / 248
- 四 マリーの天職について、リュスへの手紙 / 256
- 五 パクラン夫人の死。バロワ、マリーをビュイに伴い帰る / 258
- 六 バロワ、肋膜炎を病む / 262
- 危機の年
- 一 バロワと若き自由思想家との意見対立。カトリック青年に関してのバロワのアンケート / 266
- 二 マリー、修道女となるに先だち、父に別れを告げにくる / 282
- 三 バロワ、『種蒔く人』の主筆辞任の旨をリュスに言いおくる / 285
- 四 マリーの着衣式 / 292
- 薄暮
- 一 ふたたびビュイに住むこととなったバロワ、レヴィー司祭の訪問をうく / 296
- 二 レヴィー司祭の日記。バロワの信仰の発展 / 300
- 三 バロワの回心 / 307
- 四 リュス、最後にビュイを訪れる / 310
- 五 リュスの死を報ずるウォルスミュートの手紙 / 315
- 六 バロワの死 / 318
- 訳者あとがき / 321
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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