幕藩制国家の形成と外国貿易

加藤栄一 著

[目次]

  • 序章 (前近代における日本の社会発展と外来文化
  • 研究史若干
  • 東アジア社会の変革と外圧
  • 幕藩制国家と対外関係)
  • 第1部 連合東インド会社の貿易戦略と公儀(平戸オランダ商館初期の貿易活動
  • 戦略拠点としての平戸オランダ商館
  • 帰国船団の本国向け積荷と平戸商館
  • 海賊から商人への転換)
  • 第2部 幕藩制的市場と外国貿易(成立期の糸割符をめぐる諸問題
  • 貿易銀をめぐる諸問題-元和・寛永期の日蘭貿易
  • 平戸時代後半期オランダ船貿易の概況
  • 鎖国論の現段階-近世初期対外関係史の研究動向)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 例言-連合東インド会社の職制・職名等の用語について / p9
  • 庁章 / p13
  • 一 前近代における日本の社会発展と外来文化 / p13
  • 二 研究史若干 / p16
  • 三 東アジア社会の変革と外圧-ヨーロッパ諸勢力の進出をどう捉えるか- / p17
  • 四 幕藩制国家と対外関係-本書の構想- / p19
  • 第一部 連合東インド会社の貿易戦略と公儀
  • 第一章 平戸オランダ商館初期の貿易活動 / p26
  • 第一節 平戸商館の開設 / p26
  • 第二節 初期の平戸商館における輸入貿易の実態 / p36
  • 1 輸入貨物 一六一二-一六年 / p37
  • 2 オランダ船のシャム貿易 / p42
  • 3 シャム貿易の実態 / p46
  • 第三節 初期の平戸商館における輸出貿易の実態 / p47
  • 1 一六一六年スヒップ船エンクハイゼンの積荷状 / p50
  • 2 一六一六年ジャンク船フォルタインの積荷状 / p57
  • 第二章 戦略拠点としての平戸オランダ商館 / p67
  • 第一節 オランダ船の戦略行動-一六一七・一八年度のオランダ船の動向- / p67
  • 第二節 平戸における戦略物資の調達 / p71
  • 第三章 帰国船団の本国向け積荷と平戸商館 / p89
  • 第四章 海賊から商人への転換 / p95
  • 第一節「公儀」と「異国船」 / p95
  • 第二節 商人への転換の模索 / p100
  • 第三節「台湾事件」の帰結 / p103
  • 第二部 幕藩制的市場と外国貿易
  • 第一章 成立期の糸割符をめぐる諸問題 / p110
  • はじめに / p110
  • 第一節 パンカダと糸割符 / p111
  • 第二節「将車糸」と三箇所仲間 / p113
  • 第三節「将車糸」の量的比重 / p119
  • 第四節 公儀の先買権とパンカダ / p123
  • 第五節 五箇所仲間の成立と「将軍糸」 / p127
  • 第六節 オランダ商館と糸割符 / p134
  • 第七節「惣町割賦」をめぐって / p148
  • むすび / p150
  • 第二章 貿易銀をめぐる諸問題-元和・寛氷期の日蘭貿易- / p161
  • はじめに / p161
  • 第一節 平戸商館の商業帳簿を通して見た日蘭貿易の推移 / p162
  • 1「仕訳帳」と「総勘定元帳」-その史料的性格- / p163
  • 2 帳簿記載様式の推移に見る日蘭貿易の画期 / p168
  • 第二節 平戸時代オランダ貿易の諸相 / p173
  • 1 輸出人額の変遷 / p173
  • 2 輸出経費の推移 / p185
  • 3 輸出入品の構成-生糸と銀- / p186
  • 第三節 貿易銀をめぐる諸問題 / p189
  • I 平戸商館商業帳簿の「現金勘定」記載について / p191
  • 2 日本に搬入されたレアル貨幣 / p195
  • 3 ソーマ銀・ベルフ銀の輸出と両替 / p199
  • 第四節 一つの結論 / p206
  • おわりに / p211
  • 第三章 平戸時代後半期オランダ船貿易の概況 / p218
  • 問題点の所在 / p218
  • 第一節 オランダ船年問貿易額の推移-一六二四年~四〇年- / p219
  • 第二節 生糸輸入と日本市場 / p223
  • 第三節 銀輸出額の推移 / p225
  • 第四節 銀資本調達上の諸問題 / p226
  • 小括 / p228
  • 補論 鎖国論の現段階 -近世初期対外関係史の研究動向- / p233
  • はじめに / p233
  • 第一節「鎖国論」の原点 / p236
  • 第二節「鎖国得失論」からの脱却 / p238
  • 第三節「林論文」と戦後の研究動向 / p240
  • 第四節「林論文」の波及効果 / p242
  • 第五節「林論文」に対する批判的研究 / p244
  • 第六節 幕藩制国家論の展問と「鎖国制」 / p247
  • 第七節 日中・日朝交渉史の研究から / p251
  • 第八節「鎖国」と「海禁」 / p155
  • 第九節「海禁論」-残された問題点- / p258
  • 第十節「キリシタン史」の研究動向 / p262
  • おわりに / p270
  • あとがき / p277
  • 主要参考文献 / p284
  • 索引 / p296

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 幕藩制国家の形成と外国貿易
著作者等 加藤 栄一
加藤 榮一
書名ヨミ バクハンセイ コッカ ノ ケイセイ ト ガイコク ボウエキ
出版元 校倉書房
刊行年月 1993.9
ページ数 296p
大きさ 22cm
ISBN 4751722905
NCID BN09910892
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
94007920
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想