地の果て至上の時

中上健次 著

腹違いの弟を殺害した罪により、大阪で服役していた竹原秋幸が、三年ぶりに故郷に帰ってきた。しかし、その紀州・熊野の地にも都市化の波が押し寄せ、彼が生まれ育った「路地」は実父・浜村竜造の暗躍で消滅していた-。父と子の対立と共生を軸に、血の宿命と土地の呪縛が織りなす物語を重層的な文体で描く、著者渾身の力作。『枯木灘』『鳳仙花』に続く紀州神話の最高到達点。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 地の果て至上の時
著作者等 中上 健次
書名ヨミ チ ノ ハテ シジョウ ノ トキ
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 1993.7
ページ数 616p
大きさ 15cm
ISBN 4101274037
NCID BN09500471
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全国書誌番号
93064804
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言語 日本語
出版国 日本
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