閔妃暗殺

角田房子 著

時は19世紀末、権謀術数渦巻く李氏朝鮮王朝宮廷に、類いまれなる才智を以て君臨した美貌の王妃・閔妃がいた。この閔妃を、日本の公使が主謀者となり、日本の軍隊、警察らを王宮に乱入させて公然と殺害する事件が起こった。本書は、国際関係史上、例を見ない暴挙であり、日韓関係に今なお暗い影を落とすこの「根源的事件」の真相を掘り起こした問題作である。第一回新潮学芸賞受賞。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ-池上本門寺の墓地にて
  • 李氏朝鮮王朝通信使
  • 大院君、政権を握る
  • 閔妃登場
  • 悲しき王妃の座
  • 閔氏一族の結束
  • 王世子誕生
  • 朝鮮の鎖国を破った日本
  • 反閔妃、反日のクーデタ
  • 大院君拉致事件
  • 開化派青年たちの見た日本
  • 閔妃暗躍
  • 王妃をとりまく外国人たち
  • 刺客と世紀末のパリ
  • 外務大臣陸奥宗光の記録
  • 朝鮮王朝の分裂外交
  • 閔妃の自負心
  • 日本公使の交替
  • 下関の李鴻章
  • 公使井上馨の失権
  • 王妃暗殺計画
  • 決行前夜
  • 暁の惨劇
  • 広島裁判の謎
  • 陸奥宗光への疑惑
  • エピローグ-日韓併合への道

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 閔妃暗殺
著作者等 角田 房子
書名ヨミ ミンビ アンサツ
書名別名 朝鮮王朝末期の国母
シリーズ名 新潮文庫
出版元 新潮社
刊行年月 1993.7
ページ数 466p
大きさ 15cm
ISBN 4101308047
NCID BN09499940
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全国書誌番号
93067056
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言語 日本語
出版国 日本
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