人間論 : 実践論・矛盾論の研究序説

梅本克己 著

[目次]

  • 目次
  • まえがき / p1
  • I 共産主義の理想と道徳 / p11
  • 1 空想から科学へ / p11
  • a 共産主義者は道徳的理想をみとめるか? / p11
  • b 共産主義の理想は空想ではなくなった / p12
  • c 現実の矛盾を解決するのがほんとうの理想である / p18
  • 2 共産主義への根本的な疑問 / p21
  • a 二つの疑問-その階級性と実現の手段 / p21
  • b それは一部階級の理想であって万人の理想ではないのではないか? / p23
  • c 理想を逐うために現在の人間的な幸福を犠牲にしてよいか? / p29
  • d 理想実現のにない手としてのプロレタリアートの役割 / p34
  • 3 現代ヒューマニズムの土台 / p37
  • a 人間による人間の搾取はとりのぞかれようとしている / p37
  • b ほんとうに人間を愛し民族を愛する道 / p44
  • II 弁証法的唯物論の人間観 / p49
  • 1 二つの方法 / p49
  • a 弁証法的唯物論は最後の哲学である / p49
  • b 弁証法的であること・批判的であること / p51
  • 2 フォイエルバッハと人間 / p58
  • a 神の手から人間をとりもどした唯物論 / p58
  • b 感性経験を認識の土台とした自然科学 / p61
  • c フォイエルバッハはいかにヘーゲルをのりこえたか? / p66
  • d 人間的感性の本質 / p74
  • e のこされた課題-深淵としての物質 / p82
  • 3 マルクスと人間 / p84
  • a 青年期マルクスの著作について / p84
  • b 天上の批判から地上の批判へ-弁証法的唯物論的態度の出発 / p87
  • C ヘーゲルと市民社会 / p102
  • d 仂いても仂いても食えない人間 / p113
  • e ヘーゲルの労仂概念とマルクスの労仂概念 / p119
  • f 共産主義と人間 / p125
  • III 歴史における認識と実践 / p134
  • 1 認識の発展と階級闘争 / p134
  • a マルクスによる自然の主体的把握 / p134
  • b 自然の歴史と人間の歴史の統一 / p140
  • 2 認識の発展と問題意識 / p147
  • a 認識を発展させるもの-生活の底にある矛盾 / p147
  • b 矛盾の発展-ほんとうに「あたらしいもの」 / p151
  • c 観念論の「矛盾」と弁証法的唯物論の「矛盾」 / p155
  • d 哲学の本質と前衛党の組織 / p164
  • 3 存在過程と認識過程 / p166
  • a 現象的(感性的)な認識と本質的(理性的)認識 / p166
  • b 根源的な認識徹程-歴史的使命の自覚 / p169
  • c 論理性なものと歴史的なものとの結節点-ヘーゲル始元論批判 / p172
  • d プロレタリアートの歴史的実践-マルクス理論の土台 / p177
  • IV 共産主義的人間の形成 / p184
  • 1 自己批判と規律と寛容 / p184
  • a 問われているのはわたしたちじしんである / p184
  • b 人間蔑視へのふかい反省が必要だ / p186
  • c 共産主義者の自己批判 / p188
  • d 共産主義者の寛容 / p193
  • 2 よき共産主義者-指導者たちのことばより / p196
  • a レーニンのことばより / p196
  • b スターリンのことばより / p199
  • c 毛沢東・劉少奇のことばより / p201

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 人間論 : 実践論・矛盾論の研究序説
著作者等 梅本 克己
書名ヨミ ニンゲンロン : ジッセンロン ムジュンロン ノ ケンキュウ ジョセツ
出版元 理論社
刊行年月 1953
ページ数 203p
大きさ 19cm
NCID BN09374708
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
53003100
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言語 日本語
出版国 日本
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