八つ墓村

横溝正史 著

戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を襲撃、若武者は「七生までこの村を祟ってみせる」と叫び続けながら、七人とともに惨殺された。その後不祥の怪異があい次ぎ、半年後、落人殺害の首謀者、田治見庄左衛門が家族・村人を切り殺し、自らの首をはねて死ぬという事件が起こった。この事件の死者が八人出たことで、村人は恐怖のどん底にたたき込まれた。村人は落武者の怨念を恐れ、犬猫同然に埋めておいた八人の死骸をとりだすと、八つの墓をたて、明神として祟めることにした。以来、この村は"八つ墓村"と呼ばれるようになったという-。大正×年、田治見庄左衛門の子孫、田治見要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐殺し、行方不明となる。それから二十数年、謎の連続殺人事件が再びこの村を襲った…。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 八つ墓村
著作者等 横溝 正史
書名ヨミ ヤツハカムラ
シリーズ名 角川文庫
出版元 角川書店
刊行年月 1971
版表示 改版
ページ数 500p
大きさ 15cm
ISBN 4048729543
NCID BA43237570
BN09313033
BN11391652
BN15220028
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
75072674
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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