|
天正年間遣欧使節見聞対話録
エドウアルド・サンデ 編 ; 泉井久之助 等訳
[目次]
- 標題
- 目次
- 一 日本使節派遣の理由について。 / 1
- 二 日本を出でて支那國マカオの港に至る、及びマカオより新嘉坡海峽に至る航海について。 / 17
- 三 黃金半島のマラカ市到着、及びマラカを出でて內印度コチン市到着について。 / 35
- 四 ポルトウガル(葡萄牙)人の印度渡來とポルトウガル帝國の擴張について。 / 52
- 五 印度人の人種並びに耶蘇會の手に依りて印度に建設せられたる屋舍について。 / 69
- 六 印度よりポルトウガルに至る航海について。 / 90
- 七 一般に歐羅巴の事情について、殊に神聖王國卽ち敎會王國及び之に屬する諸種の官位について。 / 111
- 八 俗界王國及びこれに關する諸種の官位について。 / 140
- 九 歐羅巴の諸王・諸侯がその身邊、食事、住居に關する事どもにおいて使用する豪奢なる裝飾、及びその巨大なる出資と支出とについて / 156
- 一〇 歐羅巴の諸侯が戶內、戶外に於て使用せる多數の從者と設備について。 / 176
- 一一 歐羅巴の貴紳の行ふ愉快にして且つ高尚なる修練及び子弟の高等普通敎育について。 / 190
- 一二 王國並びに共和國の施政に於ける歐羅巴人の制度及び習慣について。 / 210
- 一三 歐羅巴に普通行はるる戰爭及び軍隊の編成法並びに陸戰について。 / 233
- 一四 歐羅巴に於て普通行はるる海戰〔の有樣〕について。 / 250
- 一五 都市の廣大にして、寺院の壯麗なること、並びにその他の建築物の宏壯なることについて。 / 266
- 一六 族程に還りてポルトウガル國の主都リスボアを叙述す。 / 284
- 一七 なほリスボアに於て次にはエヴオラ及びヴィラ・ヴィソザにおいて行はれし事どもを述べ、而して一行はカスティリア王國、トレード及びマントヴァ・カルペーターノールム卽ちマドソーに到る。 / 326
- 一八 エスパニヤ王フエリペの權勢、國家の大官が後繼者たる王子に忠誠を誓ふ崇嚴なる宣誓式及び使節の兩者(王と王子)訪問について。 / 357
- 一九 フエリペ王によりて起されたる諸種の事業、殊にエスコリアル〔の僧院〕、及び一行のアローネ卽ちアリカンテ到着について。 / 373
- 二〇 エスパニヤより伊太利亞への航海、トスカーナ大公訪問、ピーサ、フイレンツエに於て注意に上りし事どもについて。 / 392
- 二一 トスカーナ公のプラートリーナ山莊の甘美と快適とについて、シェーナ、ヴィテルポその他羅馬に至るまでの途上に於て觀察せられたる事どもについて。 / 407
- 二二 有名なる羅馬市參入、敎皇グレゴリオ十三世の謁 見、聖パラテイノ及び最も莊嚴なるサン・ピエトロ寺について。 / 423
- 二三 敎皇の莊嚴なる聖式その他の機會において我々の注意を惹ける事どもについて。 / 439
- 二四 敎皇グレゴリオ十三世崩御に至るまでなほ羅馬に於て行はれたる事どもについて。 / 467
- 二五 如何にして敎皇の大葬は行はれしか、他の法王選立の方法、而してすべての人の如何に多大の歡呼の中に、スイスト五世の敎皇卽位が公布せらるるに至りしか。 / 483
- 二六 敎皇は如何なる騎馬行列を率ゐてサン・ジョヴァンニ・ラテラーノ寺を訪れ、而して使節は騎士の徵を授けられて羅馬の市を發足せしか。最も高貴なる市ナーポリについて、またロレトの聖母寺について。 / 499
- 二七 他の都府、殊にアンコーナ、ボローニァ、フェルラーラ、ヴェネーチャの歷訪及びそれ等の地で觀察せられし事どもについて。 / 522
- 二八 ヴェネーチアにおいて、見聞せし著しき事どもについて、またこの市の最も重んずべき元老院が如何なる名譽を贈りて日本使節に餞せしかを叙す。 / 545
- 二九 なほ引續きヴェネーチァの事々を述べ、而して一行が他の都府殊にパドヴァ、ヴェローナ、マントヴァ、クレモナ、ミラーノ到着の次第、及び使節がこれらの市に於て如何に手厚き款待を蒙りしかを叙す。 / 579
- 三〇 なほミラーノ及びパヴィアに於て注意せられし事どもについて、ジェーノヴァ入市とエスパニァに至る航海について。 / 603
- 三一 コイムブラ市及びコイムブラに於ける有名なる耶蘇會の學林、而して使節らがフェリペ王の命により印度旅行のためにリスボアに於て如何なる寬大さをもつて遇せられしかについて、なほ歐羅巴の富强の原因について。 / 631
- 三二 ポルトゥガルより印度、印度より支那國に至る航海について。 / 655
- 三三 支那國とその習俗、統治について。 / 679
- 三四 全世界の叙述を總括的に行ひ、その如何なる部分が主要にして最も有名なるかを示す。 / 713
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
|
この本を:
|
件が連想されています
|