免疫の意味論

多田富雄 著

「非自己」から「自己」を区別して、個体のアイデンティティを決定する免疫。臓器移植、アレルギー、エイズなどの社会的問題との関わりのなかで、「自己」の成立、崩壊のあとをたどり、個体の生命を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 脳の「自己」と身体の「自己」
  • 第2章 免疫の「自己」中心性-胸腺と免疫の内部世界
  • 第3章 免疫の認識論-ネットワーク説をめぐって
  • 第4章 体制としての免疫-インターロイキン王国の興亡
  • 第5章 超システムとしての免疫-自己の成立機構
  • 第6章 スーパー人間の崩壊-免疫系の老化
  • 第7章 エイズと文化-RNAウイルス遺伝子の謀略
  • 第8章 アレルギーの時代-あるいは相互拒否の論理
  • 第9章 内なる外-管としての人間
  • 第10章 免疫系の叛乱-自己寛容と自己免疫
  • 第11章 免疫からの逃亡-癌はなぜ排除されないか
  • 第12章 解体された「自己」-再び「自己」について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 免疫の意味論
著作者等 多田 富雄
書名ヨミ メンエキ ノ イミロン
出版元 青土社
刊行年月 1993.4
ページ数 236p
大きさ 20cm
ISBN 4791752430
NCID BN09089552
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
93047614
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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