飛行船の時代 : ツェッペリンのドイツ

関根伸一郎 著

飛行機がまだ航空手段として未熟だった時代、飛行船は空の旅を実現、豪華で快適な交通手段として将来を嘱望された。不況、戦争、ナチ支配という暗い時代が続く中で、ツェッペリン飛行船は数々の英雄伝説を生み、ドイツ国民の祖国意識を異常に昴揚させた、空飛ぶ巨鯨だった。それは、ある時代精神の反映であり、幻影であった-。1900年から1948年の揺れるドイツ社会を背景に、ツェッペリン飛行船とそれをとりまく人々の辿った運命を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ウィルヘルム帝政とツェッペリン伯爵
  • 第2章 戦後とワイマール・迷宮の時代の夢飛行
  • 第3章 ツェッペリン伯号世界一周旅行
  • 第4章 ツェッペリン伯号と国際平和航空路の充実
  • 第5章 ワイマール共和国の終焉とヒットラー時代のエッケナー
  • 第6章 ヘリウム問題とエッケナー

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 飛行船の時代 : ツェッペリンのドイツ
著作者等 関根 伸一郎
書名ヨミ ヒコウセン ノ ジダイ
シリーズ名 丸善ライブラリー 78
出版元 丸善
刊行年月 1993.3
ページ数 193p
大きさ 18cm
ISBN 4621050788
NCID BN08861102
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全国書誌番号
93031623
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言語 日本語
出版国 日本
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