『蹇蹇録』の世界

中塚明 著

日清戦争の外交に敏腕を振った陸奥宗光の書『蹇蹇録』。その草稿から刊本の間で消えた文字は何か。一つの文献解読から近代日本という国家の性格が見えてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 太平洋戦争と「陸奥外交」
  • 第1章 「蹇蹇録」刊行事情(「三国干渉弁明の書」?
  • 『蹇蹇録』の著述と刊行
  • 『蹇蹇録』の流布)
  • 第2章 「蹇蹇録」の世界(推敲のあと
  • 韓地ノ電線断絶シ、却テ百忙中稍々一閑ヲ得ルガ如キ心地シタリ-日清戦争の開戦と陸奥宗光
  • 陸奥宗光と明治天皇
  • 「蹇蹇ト謇謇」-『蹇蹇録』著述の意図)
  • 第3章 「陸奥外交」の歴史的位置とその意味(「陸奥外交」論の変遷
  • 「陸奥外交」の歴史的条件
  • 「陸奥外交」の矛盾とその後遺)
  • 第4章 太平洋戦争前夜の「陸奥宗光」(前進座の芝居『陸奥宗光』
  • 上演関係者の意図
  • 観客とその受取り方
  • 芝居『陸奥宗光』の歴史的意味)
  • 結章 現在につながる問題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 『蹇蹇録』の世界
著作者等 中塚 明
書名ヨミ ケンケンロク ノ セカイ
シリーズ名 蹇蹇録
出版元 みすず書房
刊行年月 1992.3
ページ数 291, 6p
大きさ 20cm
ISBN 4622033542
NCID BN07500390
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全国書誌番号
92033439
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言語 日本語
出版国 日本
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