キャサリン・フランク 著 ; 植松みどり 訳
激しい愛の物語『嵐が丘』ただ一篇を遺して夭折したエミリー・ブロンテ。富を侮蔑し、恋を嘲笑し、最後には、肉体を地上に繋ぎとめる食べ物さえ拒絶して死んでいった孤独な魂。ヒースのしげみをわたる風にそっと心を寄せ、なにものにも遮られることなく荒野へ向かいたい、ひたすらそれだけを願って、姉シャーロットとの葛藤や、当時の社会状況など、魂を呪縛するさまざまな鎖を果敢に断ち切っていった、その短い生涯を描く話題作。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ