行政指導 : 官庁と業界のあいだ

新藤宗幸 著

日本経済の「成功」を支えるソフトな行政のしくみとして高く評価される一方で、産官癒着のシンボルとしてヤリ玉にも上がる行政指導。それは証券スキャンダルやリクルート事件を生む土壌となり、海外からのまなざしも一層きびしくなってきている。透明で公正な行政をめざすうえでカギというべきこの制度を、どのように考えるべきだろうか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 なぜいま行政指導なのか
  • 第1章 行政指導とは何か(行政制度・仕組みとしての行政指導
  • 行政指導の相手とはだれか
  • 行政指導はどのように分類できるか
  • 行政指導には法律上の根拠があるか
  • 行政指導の伝達方法)
  • 第2章 なぜ行政指導が可能なのか(官僚制にとっての行政指導のメリット
  • 相手にとっての行政指導のメリット
  • 行政指導を生み出す官僚制の構造
  • 実効性を確保する条件と仕組み)
  • 第3章 行政指導のどこが問題か(行政指導をみる眼
  • 石油ヤミカルテル事件の教えるもの
  • リクルート事件の教えるもの
  • 行政指導を中心とする行政の欠陥)
  • 終章 行政指導をどうするか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 行政指導 : 官庁と業界のあいだ
著作者等 新藤 宗幸
書名ヨミ ギョウセイ シドウ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1992.3
ページ数 211p
大きさ 18cm
ISBN 4004302188
NCID BN07368475
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全国書誌番号
92037663
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言語 日本語
出版国 日本
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