芸術作品とその場所

河本敦夫 著

[目次]

  • 芸術作品とその場所
  • 目次
  • 第一章 作品における意味の了解 / 1
  • 一 作品の了解と予備的なもの / 1
  • 二 作品における作者の志向 / 4
  • 三 芸術的形象の実在的観念的意味 / 8
  • 四 フッサールにおける作品の志向性とパノフスキーの作品分析 / 14
  • 五 実在的志向性と予備的なものの意義 / 24
  • 第二章 作品の場面 / 29
  • 一 題名と作品 / 29
  • 二 作者の志向と表現成立の場面 / 33
  • 三 作品の了解における場面の重要性 / 43
  • 四 場面への志向と作風 / 50
  • 第三章 体験的基盤への反省的観照-歌道における知巧性の考察を通じて- / 55
  • 一 知巧性の問題 / 55
  • 二 知的遊戯の分析 / 57
  • 三 主体的構造の観照 / 61
  • 四 反省的観照の深化と知巧性 / 72
  • 第四章 作品と日常的基盤との動的関係-説話文学の構造を範例として- / 77
  • 一 説話の客観性と滑稽-日常性の昻揚 / 77
  • 二 説話における主体の深化-日常性の否定 / 92
  • 三 超越的なるものの人間的形成 / 102
  • 四 説話集の文芸史的意義と仏教的啓蒙 / 109
  • 第五章 作品における実在的志向 / 117
  • 一 作品の形象と実在的背景 / 118
  • 二 実在的背景の自己同一性とその根拠-状況 / 125
  • 三 実在的志向性の基盤-社会的状況 / 131
  • 第六章 実在的志向性の積極的表現-宗教芸術を範例として- / 139
  • 一 宗教芸術における畏怖の感情 / 140
  • 二 美的契機の否定-実存への却下 / 150
  • 三 超絶者及び自我についての感情体験 / 156
  • 四 自我と形象との実在的対立-「魅するもの」と「嫌忌すべきもの」 / 163
  • 五 宗教芸術における美的契機と実在性の契機 / 170
  • 第七章 芸術における超俗性と社会性 / 175
  • 第八章 社会的状況に対する芸術の意志-文鏡秘府論の思想を通じて- / 185
  • 一 文鏡秘府論の文芸史的意義とその出発点 / 186
  • 二 字音の構成する世界 / 190
  • 三 空海の詩作態度 / 193
  • 四 芸術的表現に関する見解 / 198
  • 五 意味と字音との合一-二つの立場の統一 / 202
  • 六 芸術的世界観-詩作の原理 / 208
  • 七 詩文の構成原理-対偶法 / 214
  • 第九章 典型の形成 / 223
  • 一 普遍性への積極的意志 / 223
  • 二 普遍的了解を求める必然性 / 228
  • 三 二つの典型-理念的と体験的 / 230
  • 四 共通体験に依る典型の形成 / 234
  • 五 二つの典型における普遍性の相違-照応的と包括的 / 239
  • 第十章 結語-芸術学の新しい地平- / 247
  • 図版 / 291

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 芸術作品とその場所
著作者等 河本 敦夫
書名ヨミ ゲイジュツ サクヒン ト ソノ バショ
出版元 あぽろん社
刊行年月 1964
ページ数 289p 図版11枚
大きさ 22cm
NCID BN07364292
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
65001526
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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