子どもたちの大英帝国 : 世紀末、フーリガン登場

井野瀬久美恵 著

19世紀末、ロンドンにフーリガンと呼ばれる不良集団が現れた。首にネッカチーフをまき、ラッパズボンにピカピカのブーツをはいて集団暴力を振う少年たち。彼らの名が現在にいたるまで、イギリス社会の規範に激しく抵抗する若者を象徴する言葉として深く根を下ろしていったのはなぜか。彼らをとりまく労働者階級の家庭、学校教育、娯楽、労働、ボーイ・スカウトに代表される少年運動などを通して衰退期を迎えた大英帝国に接近する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 フーリガン登場
  • 2 ミュージック・ホールへいく子どもたち
  • 3 豊かな社会の子どもたち
  • 4 フーリガン現象のイギリス流解釈
  • 5 学校へいく子どもたち
  • 6 ベイデン‐パウエルのボーイ・スカウト運動
  • 7 少女フーリガン
  • むすびにかえて-フーリガンの行方

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 子どもたちの大英帝国 : 世紀末、フーリガン登場
著作者等 井野瀬 久美恵
書名ヨミ コドモタチ ノ ダイエイ テイコク
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1992.1
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 4121010574
NCID BN0713248X
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全国書誌番号
92027276
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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