核の世紀末 : 来るべき世界への構想力

高木仁三郎 著

いまから約100年前-1895年のレントゲンによるX線の発見に始まる「核の世紀」は、ネバダ、広島、長崎、セミパラチンスク、チェルノブイリと続く「被爆の世紀」でもあり、人類史上空前のエネルギー消費が、人間を含むすべての生命の環境を脅す時代の始まりでもあった。一方、その数年間の世界体制の激変は、人類が大きな文明史的転換点を迎えていることを如実に物語っている。その総括をふまえ、「次なる世紀」の科学と技術、人と自然の関係としての文明のありようを、日常生活の最深部から提起する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 核の世紀末に生きて(核の世紀末に立って
  • 東ヨーロッパの民主革命と科学技術
  • 湾岸戦争と核の世紀末
  • 美浜原発事故が示した原発推進体制の末期的症状)
  • 第2部 来るべき世界への構想力(今、何が起こっているのか
  • 生産的価値から相互的価値への価値転換
  • 共生型社会の構想)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 核の世紀末 : 来るべき世界への構想力
著作者等 高木 仁三郎
書名ヨミ カク ノ セイキマツ
シリーズ名 人間選書 161
出版元 農山漁村文化協会
刊行年月 1991.12
ページ数 166p
大きさ 19cm
ISBN 4540910922
NCID BN0710141X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
92017536
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言語 日本語
出版国 日本
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