俳句忠臣蔵

復本一郎 著

赤穂義士四十七人の中に、十指に余る俳句作者がいる。大高源五であり、富森助右衛門であり、萱野三平である。そして、あの四十七人目の義士である寺坂吉右衛門も、俳句に夢中になっていたようである。彼等は、義士一件の前から、れっきとした俳人であった。彼等を指導したのは、江戸俳壇の重鎮である其角であり、沾徳であり、貞佐であった。本書は、赤穂事件に目配りしつつ、俳人としての彼等の動向を追い掛けてみた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 煤竹売りの俳人大高源五
  • 第2章 義士俳人素描
  • 第3章 子葉著『丁丑紀行』味読
  • 第4章 子葉編『二つの竹』一件
  • 第5章 蕪村と義士俳人一件・儀簡の発端
  • 第6章 義士一件を伝える其角の儀簡
  • 第7章 沾徳撰『橋南』禁書夢譚

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 俳句忠臣蔵
著作者等 復本 一郎
書名ヨミ ハイク チュウシングラ
シリーズ名 新潮選書
出版元 新潮社
刊行年月 1991.11
ページ数 233p
大きさ 20cm
ISBN 4106004097
NCID BN06984054
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全国書誌番号
92012309
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言語 日本語
出版国 日本
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