復本一郎 著
赤穂義士四十七人の中に、十指に余る俳句作者がいる。大高源五であり、富森助右衛門であり、萱野三平である。そして、あの四十七人目の義士である寺坂吉右衛門も、俳句に夢中になっていたようである。彼等は、義士一件の前から、れっきとした俳人であった。彼等を指導したのは、江戸俳壇の重鎮である其角であり、沾徳であり、貞佐であった。本書は、赤穂事件に目配りしつつ、俳人としての彼等の動向を追い掛けてみた。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ