日本文化のかくれた形

加藤周一 ほか著 ; 武田清子 編

加藤周一氏は「日本社会・文化の基本的特徴」を分析。木下順二氏は「複式夢幻能」の個別性と普遍性を考察。丸山真男氏は「日本的なもの」を「原型」「古層」「執拗低音」と把えてきた思索の歩みを語る。三氏三様に日本文化の深層に肉迫する、連続講演会の記録。

「BOOKデータベース」より

日本の社会・文化・思想の深層に内在する「かくれた形」(アーキタイプス)とは何か。「競争的な集団主義」など五つの特徴を分析する加藤氏、能におけるリアリティの表現から文化を論じる木下氏、歴史意識の「古層」を探る自身の歩みを俎上にのせる丸山氏、そして固有の形の模索から普遍的な規範を見出そうとする武田氏。日本文化の「個性」の本質に迫った刺激的な講演会の記録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 日本社会・文化の基本的特徴
  • 2 複式夢幻能をめぐって
  • 3 原型・古層・執拗低音-日本思想史方法論についての私の歩み
  • 4 フロイト・ユング・思想史-補論

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本文化のかくれた形
著作者等 丸山 真男
加藤 周一
木下 順二
武田 清子
書名ヨミ ニホン ブンカ ノ カクレタ カタ
出版元 岩波書店
刊行年月 1984.7
ページ数 175p
大きさ 19cm
ISBN 4006001282
NCID BA68668437
BN00752373
BN06852938
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全国書誌番号
84056638
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言語 日本語
出版国 日本
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