漱石作品論集成  第6巻

太田 登;木股 知史;万田 務【編】

高等遊民として気楽な人生を送っていた代助が真実の愛に生きるべく人の世の掟にそむいて社会から追いたてられる。『明暗』の習作ともいうべき幾多の問題をはらむ『それから』論。珠玉の22編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 長井代助-現代文学にあらはれた智識人の肖像
  • 『それから』の思想と方法
  • 『それから』論
  • 漱石と『それから』
  • 知識人の苦悩-夏目漱石
  • 『それから』-自然への回帰
  • 夏目漱石『それから』とダヌンツィオ『死の勝利』
  • 夏目漱石-起点としての「それから」を中心に
  • 代助の運命
  • 『それから』の時間
  • 代助の感性-「それから」の1面
  • 「真珠の指輪」の意味と役割-『それから』の世界
  • <自然の愛>の両儀性-『それから』における<花>の問題
  • 姦通の記号学-『それから』『門』をめぐって
  • 自然の昔-『それから』論
  • 香りの奥にひそむもの
  • <安らぎ>への憧憬-『それから』論
  • 反=家族小説としての「それから」
  • 「それから」論
  • 『それから』論-嫂という名の<母>
  • 指輪のゆくえ-『それから』の<物語>
  • 手紙と使者-『それから』の劇の進行

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漱石作品論集成
著作者等 万田 務
太田 登
木股 知史
書名ヨミ ソウセキ サクヒンロン シュウセイ
書名別名 それから
巻冊次 第6巻
出版元 桜楓社
刊行年月 1991.9
ページ数 283p
大きさ 22cm
ISBN 4273024152
NCID BN06688812
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全国書誌番号
92043871
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
それから 太田登 ほか
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