近代文学の傷痕 : 旧植民地文学論

尾崎秀樹 著

日本軍隊の直接的暴力は非難されても、アジアの人々の思想と精神に残した爪痕については語られることが少ない。本書は、「満洲」文学、台湾文学をめぐる戦時下の文学者たちの言動を、確実な資料にもとづいて洗い直し、日本の旧植民地に対する功罪を問い、日本の近代化の帰結としての15年戦争像を構築しようとした画期的な論稿である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 大東亜文学者大会について
  • 2 大東亜共同宣言と二つの作品-「女の一生」と「惜別」
  • 3 決戦下の台湾文学
  • 4 台湾文学についての覚え書-台湾人作家の三つの作品
  • 5 「満洲国」における文学の種々相-ある伝説の時代
  • 大東亜文学者大会関係文献一覧

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 近代文学の傷痕 : 旧植民地文学論
著作者等 尾崎 秀樹
書名ヨミ キンダイ ブンガク ノ キズアト
シリーズ名 同時代ライブラリー 71
出版元 岩波書店
刊行年月 1991.6
ページ数 311p
大きさ 16cm
ISBN 4002600718
NCID BN06435384
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全国書誌番号
91051135
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言語 日本語
出版国 日本
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