中世後期の村落 : 紀伊国賀太荘の場合

伊藤正敏 著

中世-近世の移行期の社会変革を直接に担った組織=中間層の村落内特権集団はいつどのように形成されたのか。この問題は研究史における重大な盲点である。紀伊国賀太荘は、最古の宮座座配や農漁民の比率を数値化しうる帳簿等、豊富な史料を残す畿内型惣である。こうした史料を縦横に駆使して宮座・漁業形態・家制度・身分制度を幅広く考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1 賀太荘の概観
  • 第2 賀太荘の荘園制的収取
  • 第3 賀太荘の農民と漁民
  • 第4 賀太村の惣と宮座
  • 付論(粉河中津川の葛城修験行法
  • 向井家文書の新発見史料)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中世後期の村落 : 紀伊国賀太荘の場合
著作者等 伊藤 正敏
書名ヨミ チュウセイ コウキ ノ ソンラク
シリーズ名 中世史研究選書
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1991.3
ページ数 197, 7p
大きさ 20cm
ISBN 4642026622
NCID BN06169735
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全国書誌番号
91031967
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言語 日本語
出版国 日本
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