わが解体

高橋和巳 著

私を支えるものは文学であり、その同じ文学が自己を告発する-一九六〇年代末、助教授として京大紛争の渦中を生きた文学者が、死に至る闘病生活のなか、「その全過程を完全に、書ききったとき、まぎれもなく、私自身は解体する」という自覚のもと、当時の全共闘運動と自己の在り方を"わが内なる告発"として追求した、思想的遺書とも言うべき著者最後の長編エッセイ。表題作ほか、母の祈りにみちた闘病の記「三度目の敗北」などを併録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • わが解体
  • 三度目の敗北-闘病の記
  • 死者の視野にあるもの
  • 内ゲバの論理はこえられるか
  • 自己否定について
  • 経験について
  • 死について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 わが解体
著作者等 高橋 和巳
書名ヨミ ワガ カイタイ
シリーズ名 河出文庫
出版元 河出書房新社
刊行年月 1980.12
ページ数 230p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-309-41526-0
NCID BB23984318
BN01530060
BN06066765
BN16111017
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
81008753
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想