痛風 : ヒポクラテスの時代から現代まで

木原弘二 著

痛風は、金持がかかる病気とされたり、歴史上有名な人物が悩まされたことから,逸話に富む病気の一つである。現在では適切な予防を講ずれば心配ないが、その昔は指を切断されるような重い病気であった。本書は痛風の医学を歴史的に辿り、原因物質"尿酸"を介して有機化学、生化学の黎明期へ導く。最後に、遺伝的な「体質」に依存して起きる病気の事例研究として痛風を捉えなおし、"病気の生物学"という新しい課題を提起する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 痛風とは何か
  • 第2章 痛風の歴史
  • 第3章 尿酸の化学
  • 第4章 尿酸の合成と代謝
  • 第5章 病気の要因

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 痛風 : ヒポクラテスの時代から現代まで
著作者等 木原 弘二
書名ヨミ ツウフウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1990.8
ページ数 203p
大きさ 18cm
ISBN 4121009843
NCID BN05171888
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全国書誌番号
91019368
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言語 日本語
出版国 日本
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