南日本風土記

川越政則 著

[目次]

  • 目次
  • はじめに
  • 焼酎文化圏
  • 倭寇が伝えた焼酎 / 1
  • 貿易に生きた非武装琉球国 / 7
  • 元軍の捕虜と焼酎 / 11
  • 海賊が第三世界を拓く / 18
  • 酒と孤高の歌人万造寺 / 21
  • チェストーを叫ぶ酒 / 24
  • 味噌なめ晩飲む焼酎 / 29
  • 乙女の口かみの神酒 / 32
  • 死のカミナリ遊び / 39
  • アワとカライモの闘魂 / 44
  • 酒器チョカとチョク / 51
  • 呼吸する南蛮ガメ / 56
  • 杯の重さと酒礼 / 62
  • トンコチンと踊る / 64
  • 飲みかげんと酎貴人 / 68
  • 朝昼晩三合ずつ五十年 / 79
  • 奈良原男爵の百雷 / 83
  • 女もチンと飲んだ / 90
  • 百十七翁も中途酒 / 92
  • 酒はもともと薬 / 97
  • 三んめ敷きの殿さあ / 101
  • 下々は黒ヂョカ / 103
  • 接点の文化
  • 唐人町とスパイ / 107
  • 隼人の防衛村落 / 112
  • 朝鮮侵略への反戦 / 119
  • 創造的な鉄砲戦術 / 122
  • キリスト教の上陸 / 127
  • 西洋文化の衝撃 / 132
  • 日本と三度闘う / 138
  • 生の文化が上陸 / 143
  • 生きている神々
  • 盗んでもよい田の神 / 149
  • ケン・ムンの舞い / 154
  • 手を抜かれるカッパ / 158
  • ヤマウンバの火の玉 / 162
  • 老大樹に宿る神々 / 164
  • 神々と共に生きる / 167
  • 悪魔除けの石敢当 / 174
  • ものを深刻に考えない / 179
  • 郷土食の再発見
  • 脚光をあびるタケノコ / 187
  • 嚙む豚骨料理 / 194
  • 毛つきのイノシシ肉 / 196
  • 体があたたまる犬肉 / 202
  • 春を祝う酒ずし / 205
  • 美容食のサツマイモ / 208
  • 味覚が決まる幼少年期 / 216
  • 飛魚とキビナゴ / 220
  • もののなり豊けき国 / 224
  • 自分で創る楽しみ / 229
  • シイの実とムカゴ / 232
  • ツワを食わせても / 237
  • チマキと木灰汁文化 / 243
  • 人の心に泳ぐ魚 / 246
  • 簡素に食う思想 / 251
  • 日本独自の箸の文化 / 255
  • 砂糖漬けの日本人 / 260
  • 郷土菓子の代表かるかん / 263
  • 豆腐で生きた鹿児島人 / 267
  • 農民を救った蛋白源 / 271
  • 食の原点である郷土食 / 278
  • 食えるものも食わぬ国 / 282
  • 歩速の食生活 / 287
  • 石臼の粉の味 / 291
  • 木の実に時間を育てる / 297
  • 歯で墓を掘る / 302
  • 島津軍団
  • 終日その死を心配する / 307
  • 三人に一人が武士の国 / 310
  • 公共の職業すべて士族 / 314
  • 農民は無知な劣等人種 / 318
  • 二重搾取と家人制度 / 321
  • 青年の活力を失った社会 / 324
  • 判断力を養った詮議 / 328
  • 体あたりの示現流剣法 / 331
  • 真一文字に切り通る / 337
  • 人間をランクづける国 / 340
  • 日本の中の半独立国 / 346
  • 志士の資金源は密貿易 / 350
  • 死をもって道義を守る / 353
  • 一瞬の決断と行動力 / 356
  • 女性の鹿児島
  • 女性解放と森有礼 / 361
  • 乃木静子の殉死 / 369
  • 藤島武二の「蝶」と夢二 / 372
  • 英雄と鹿児島美人 / 378
  • 南国女のシンボル黒髪 / 382
  • 吸い込まれる瞳 / 388
  • 敦子と歌子と谷山女 / 394
  • 現世に掘られた闇 / 409
  • 勝目テルと重信房子 / 418
  • 示現流兵法の舞姫 / 432
  • 化学の鬼・丹下梅子 / 437
  • 旅が古里の林芙美子 / 440
  • ナカとゴッタンの荒武タミ / 447
  • 芸能と娯楽
  • 人虫一体のクモ合戦 / 457
  • 馬と人が踊る鈴かけ馬 / 464
  • 闘牛と共同幻想 / 467
  • 殺すか死かの闘鶏 / 479
  • ゴッタンと蛇皮線 / 491
  • 薩摩琵琶と柴笛 / 503
  • 住まいの原型・二棟造り / 517
  • 石風呂と五大石橋 / 533
  • 伝統工芸
  • 苗代川焼と竜門司焼 / 549
  • 芭蕉布と大島紬 / 556
  • 世界一の鹿児島の竹 / 570
  • 蒲生の和紙 / 587
  • 女の命、ツゲ櫛 / 589
  • すし桶とイカ餌木 / 600
  • 後世の形見、入れ墨 / 604

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 南日本風土記
著作者等 川越 政則
書名ヨミ ミナミ ニホン フドキ
出版元 鹿児島民芸館
刊行年月 1983.3
版表示 3版
ページ数 608p
大きさ 22cm
NCID BN05066442
BN07692178
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
84045816
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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