死の民俗学 : 日本人の死生観と葬送儀礼

山折哲雄 著

本書は日本人における遺骨崇拝の源流をさぐり、その歴史的展開の相を追跡。さらに死と葬送の儀礼、とくに天皇の死をめぐる儀礼の構造を分析し、日本人のなかの、「死の観念」の特色を浮び上らせる。この作業を通して,著者は天皇の「生理的な死」と「社会的な死」の差に着目するとともに、「王権」と「王位継承」についての比較宗教学的考察を展開する。天皇論、大嘗祭論に新しい視点から一石を投じる注目作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 死と民俗-遺骨崇拝の源流
  • 2 神話に現われた世界像
  • 3 大嘗祭と王位継承
  • 4 浄穢の中の王権
  • 5 二つの肉体-チベットにおける王位継承と転生思想

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 死の民俗学 : 日本人の死生観と葬送儀礼
著作者等 山折 哲雄
書名ヨミ シ ノ ミンゾクガク
出版元 岩波書店
刊行年月 1990.5
ページ数 254p
大きさ 19cm
ISBN 400002678X
NCID BN04791129
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全国書誌番号
90042309
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言語 日本語
出版国 日本
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