重光晶 著
ソ連が「ペレストロイカ」に取り組みだしたのは、今までなおざりにしていた国民の日常生活に密着した経済面を建て直すことが、これからのソ連にとって最重要課題となってきたからである。すなわち、ソ連の将来は、イデオロギーでも軍事力でもなく、国民生活水準の向上が決めていくのである。本書は、こうした視点に立って、従来のソ連の国民経済に内在する問題点を、膨大な統計資料を駆使して、国民経済全体の動きのなかで具体的に捉えようとした試みである。
「BOOKデータベース」より
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