永積安明 著
太平記ほど、世に不可思議なる書籍はあるまじきなり。…将来においても亦不可思議の功力あるは知るべきのみ-半世紀をこえる南北朝の乱世、権力者から名もない庶民まで2000名の登場人物の運命を、情趣的な日本の美文学とは異質の、雄大な構想をもって描きだした批判的かつ思想的な軍記文学「太平記」全体を読みとく。
「BOOKデータベース」より
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