太平記

永積安明 著

太平記ほど、世に不可思議なる書籍はあるまじきなり。…将来においても亦不可思議の功力あるは知るべきのみ-半世紀をこえる南北朝の乱世、権力者から名もない庶民まで2000名の登場人物の運命を、情趣的な日本の美文学とは異質の、雄大な構想をもって描きだした批判的かつ思想的な軍記文学「太平記」全体を読みとく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 『太平記』の「五不思議」
  • 『太平記』の構想-南北朝内乱の全体像
  • 後醍醐天皇-「公家一統」の政治
  • 大塔宮護良親王-「武家よりも君のうらめしくわたらせ給ふ」
  • 楠正成-「悪党」の戦術・戦略
  • 新田義貞-藤嶋城の戦い
  • 足利尊氏-「猶々とくとんせいしたく候」
  • 佐々木道誉-「婆娑羅」の世界
  • 高師直-乱世の梟雄
  • 『太平記』の思想
  • 怨霊の跳梁
  • 「溢レ者」の世界
  • 落書の時代
  • 『太平記』の成立と作者
  • 『太平記』の終焉

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 太平記
著作者等 永積 安明
書名ヨミ タイヘイキ
シリーズ名 太平記 15
古典を読む 15
出版元 岩波書店
刊行年月 1984.6
ページ数 296p
大きさ 20cm
ISBN 4002603466
NCID BN04035807
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全国書誌番号
84052378
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言語 日本語
出版国 日本
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